2フロアからなる「ロマンスカーミュージアム」の中でも子ども連れにおすすめなのが、2階のキッズエリア。

ここは、キッズスケールの7つの車両を立体的に組み合わせた子どものための空間。車両内には年齢に応じて、それぞれに楽しめる遊びが散りばめられているので、男の子も女の子も夢中になって楽しめるはず。さらに、キッズロマンスカーパークの中央には紙製のキッズジオラマが広がり、工作してつくる自分だけのペーパートレインを走らせることもできる。

子どもが大興奮しそうなのが、同フロアの「ロマンスカーアカデミアⅡ」にある、インタラクティブアート“電車とつくるまち”。こちらは、壁に投影された映像に手をかざすと、動きに合わせて線路が引かれ、街ができていく体験型のデジタルコンテンツ。

また、利用当日の抽選に当選すれば、実際の運転台で使用していた機器を活用した電車運転シミュレーター「ロマンスカーシミュレーター“LSE（7000形）”」も体験可能。秦野→本厚木、本厚木→町田、成城学園前→新宿の3コースが用意され、実写映像によるリアルな運転体験ができる（※有料コンテンツ）。

ひと休みしたいときは、エントランス左側にあるカフェ「ROMANCECAR MUSEUM CLUBHOUSE」へ。プレミアムなホットドッグや、クラフトビール、スイーツなど沿線食材を採り入れたメニューが揃うほか、かつてロマンスカーで提供され親しまれていた「クールケーキと日東紅茶のセット」を再現したメニューも。

屋上のステーションビューテラスでは、海老名駅を通過・停車するロマンスカーが見渡せる。ロマンスカーの時刻表が掲示されているので、さまざまな種類のロマンスカーを待って見ることができる。

“子ども” も“大人” も楽しめるをコンセプトにしているだけあって、授乳室やベビーカー置き場、エレベーターやスロープなども完備。当面の間、入館は日時指定の完全予約制となるので、事前にWEBサイトをチェックして。