DATE 2021.02.25

親子で楽しくシェフ体験!イチゴとチーズでつくる簡単、絶品デザートでスペシャルなひな祭り

ひな祭りに親子で一緒に作りたいデザートをご紹介。「LIFE」の相場正一郎さんが提案してくれたのは、火を使わずに簡単にできるシンプルなレシピ。お店でも大人気という、真っ赤なイチゴとブッラータチーズを使った華やかなひと皿は、リピート必至のおいしさ。

前編につづき、シェフ・相場正一郎さんがひな祭りの新定番メニューを教えてくれる本企画。後編は、パーティに欠かせないデザートのレシピをご紹介。旬のいちごとブッラータチーズを使った彩り鮮やかなデザートは、簡単でおいしくて、しかもおしゃれという三拍子そろったとっておきの一品。相場シェフ曰く「前菜としてもおすすめ」という味は、レストランになかなか行けない今、とりわけ嬉しいメニューだ。キッチンでわいわい楽しみながら作れる簡単なレシピなので、料理に慣れていない人でも失敗知らず。真っ赤で甘酸っぱいイチゴ、真っ白でミルキーなブッラータの相性は最高。料理ビギナー親子も失敗なしのデザートだ。

Q. 子どもと一緒に作れる、おすすめのひな祭りデザートとは?

今回は、フルーツを切って並べ、チーズをのせてソースとオイルをかけるだけ、という火を使わないとても簡単なデザートをご紹介します。イチゴはみんな大好きだし、皮をむいたりする必要もないので、小さなお子さんでも簡単に作業できます。あとは「どう盛り付けすればきれいに見えるかな」、なんて一緒に考えながら作ると楽しく料理体験ができると思いますよ。

 

Q. いつもお子さんと料理をするときは、どのように見守っていますか?

我が家では、子どもが3歳くらいから一緒にキッチンに立っていました。最初はごく簡単なこと。例えばゆで卵の殻をむくとかトマトのヘタをとるとか、そういうことから手伝ってもらい、少しずつ切ったり混ぜたりしてみる……と段階を踏んだ記憶があります。子どもに包丁を持たせるのは心配かもしれませんが、子ども用の包丁もあるので、そういったツールを使ってもいいと思います。

 

料理は危険もありますから、「包丁で切るときは“猫の手”で食材を押さえる」など、道具の使い方や料理の基本の姿勢を最初に教えることは大切だと思います。はじめはそばで見守って教える。慣れてきたらある程度任せてみる。そうすると、子どもはちゃんと責任を持って取り組むようになるのではないでしょうか。娘は今、小学3年生ですが、最近では揚げものも作るようになりました。「キッチンに立つのが楽しい」「私にもやらせて!」と、子どもが自ら手伝ってくれるようになるといいですね。

料理が大好きという相場シェフのお嬢さん。母から和食を、父から洋食を教えてもらうことが多いそう

Q. 一緒に料理をすることは、家族にとってどんな経験になると思いますか?

我が家では食事をとても大切にしています。食べるのはもちろん、作る時間も一緒に楽しむことで、食に対する意識が変わってくるように思います。自分でも「誰かのために作る」ことを経験することで、誰かが作ってくれた料理に「おいしい」「ありがとう」と感謝することの大切さを実感できるのではないでしょうか。

 

あとは料理をしながら、親子でコミュニケーションをとることも大事だと思います。一緒に料理をすると、例えば年頃の子どもでも互いに話しやすくなりますし、心がつながる感じがします。決して難しい料理とか、すごい料理じゃなくていいと思うんです。並んで料理をすることで、子どもとの会話が自然とつながっていく。その時間が大切ではないでしょうか。ぜひお子さんと一緒に同じ目線でキッチンに立ってみてください。親にとっても、たくさん発見があるはずです。

 

〈ブッラータチーズとイチゴのデザート前菜〉

■材料(2人分)

・ブッラータチーズ 1個

・イチゴ 10粒

・オリーブオイル

・ソース

イチゴ 5粒(100〜150g程度)

レモン汁 大さじ1(15cc)

・ミント 適量

■下準備

・ソース用のいちごのヘタを取ってレモン汁と合わせ、ミキサーにかけてソースを作る

 

■作り方

1)いちごはヘタを取って多々半分に切る

2)器に1を並べ、ブッラータチーズを中央にのせる

3)ソースを全体にまわしかけ、最後にオリーブオイルをかける

4)ちぎったミントを散らす

■完成

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