DATE 2021.05.08

ナイキのスポーツパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」に潜入!家族での遊び方を徹底ガイド

新豊洲に昨秋誕生した、スポーツパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」。1年間限定オープンというこのスペシャルなスポットへ、ジェリー鵜飼さんファミリーと訪問! 子供と一緒に施設をどう楽しむか、遊び方をガイド。

【SPECIAL FEATURE】みんなの体育2021

体育の時間、好きでしたか?今の子どもたちはどうでしょうか。体を思い切り動かす機会が減っている今だからこそ、どんな子どもも運動を楽しみ、心も体も成長してほしい。そんな思いで集めたアイデアや最新トピックの総力特集。Fasu的体育の時間でアクティブに!

 

ナイキがデザインを手がけたことでも話題の、東京の新スポーツパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART(以下、TOKYO SPORT PLAYGROUND)」。子どもから大人まで誰もが自由にスポーツを楽しめるこの施設を、アウトドア好きのアーティスト・ジェリー鵜飼さんファミリーが体験。

Fasuが考えた、家族で遊び尽くすおすすめの3時間コースを巡りながら、家族でスポーツを楽しむことの魅力を体感してもらった。

体を動かすのが大好きな娘さんと一緒に、「TOKYO SPORT PLAYGROUND」へ!

Fasuにも度々ご登場くださっている、鵜飼さんファミリー。ジェリーさんはフリーランスのグラフィックデザイナー/イラストレーター、妻の潤子さんもイラストレーターというクリエイティブなご夫婦で、愛娘の六花ちゃんはこの春から年長に。

 

ジェリーさんが山好きということもあり、普段から家族で山登りや外遊びを楽しんでいるそう。「六花はカラダを動かす遊びが大好きなので、近所の公園や広場にもよく連れていっています」とジェリーさん。そんなアクティブなファミリーが、早速パークを体験。

10:00〜10:30 「ACG ADVENTURE」エリア

 子どもウケ抜群のジャングルジムで心も身体もウォームアップ

施設に到着後、レセプションやロッカースペースが入った「CLUB HOUSE(クラブハウス)」でまずは動きやすい服装にチェンジ。その後パークに飛び出すやいなや、六花ちゃんが真っ先に向かったのは「ACG ADVENTURE(エーシージー アドベンチャー)」エリア。お目当ては鮮やかなブルーが印象的なジャングルジムだ。360度どの方向からでも登ったり降りたりすることができ、ボルダリングから着想を得た遊具だけに、手や足をかけやすく子どももスイスイ動き回ることができる。

普段から家族でトレッキングをしているだけあり、足腰を上手に使ってどんどん登っていく六花ちゃん。身体をどう動かすとスムーズに登れるのか。どんなルートを辿れば頂上にたどり着けるのか。思考力も鍛えられるボルダリング型のジャングルジムは、子どもの満足感と達成感もピカイチだ。

 

*この遊具は年齢が6歳以上のお子さんが対象です。

 

10:30〜11:15 「WAFFLE TRAINER SQUARE」エリア

子どもの発想力を伸ばしてくれる遊具を発見

ACG ADVENTURE」で遊んだ後は、お隣の「WAFFLE TRAINER SQUARE(ワッフル トレーナー スクエア)」へ向かって再び大疾走する六花ちゃん。ここではヨガやストレッチなど、さまざまなアクティビティを自由に楽しめるほか、土管やリサイクルされた丸太など、遊び心溢れる遊具も点在している。

昔ながらの遊具である土管は、子どもの発想力で秘密基地にも、家にも姿を変え、遊びの幅を広げてくる。六花ちゃんはあの有名漫画のキャラクターを連想したようで、見つけるやいなや大興奮。何度もくぐったりよじ登ったり、飽きることなく自由に動き回っていた。遊び方や特別なルールが決まっていないからこそ、その子のペースでじっくりと遊べる。その懐の広さが、「WAFFLE TRAINER SQUARE」の魅力と言えそうだ。

リサイクルされた丸太も子どもの手にかかれば、かくれんぼも鬼ごっこもできる自由なフィールド。都会の公園ではなかなか触れられない木のぬくもりに触れることができるのも、嬉しいポイントだろう。夢中で遊ぶ六花ちゃんに、思わず笑顔がこぼれるご両親。子どもの様子を見守りながら、2人もしっかりストレッチでウォームアップし、次のエリアへ。

11:15〜12:00 「CORTEZ TRACK」エリア

気分はプロアスリート!? 親子で全力かけっこ対決

続いてやってきたのは、「CORTEZ TRACK(コルテッツ トラック)」。パーク全体を取り囲むように配置された1周280mのランニングトラックには、ナイキの前身である「Blue Ribbon Sports(ブルーリボンスポーツ)」のロゴが。

小判型ではない独特の形状、そしてランニングトラックとしては珍しい高低差を備えたユニークなコースを使って、親子で全力競争にチャレンジ! 整備された広いトラックで走る体験は、子どもにとって本格的な競技の世界に触れるいい機会。そして大人たちも、思い切り走ることで日頃の運動不足の解消に。湾岸沿いの立地なので、吹く風も心地よい。 

12:00〜12:30 「CLUB HOUSE」

サスティナブルなラウンジルームで、汗も疲れもリフレッシュ

思い切り体を動かして疲れたら、「CLUB HOUSE」で小休憩。ロッカースペースやリフレッシュルーム、トイレ等が備わっていて、施設の利用者であれば自由に使うことができる。

「TOKYO SPORT PLAYGROUND」ではサスティナビリティの観点から、自動販売機の代わりに持参したマイボトルに自由に水を汲めるウォーターサーバーを設置している。またジェンダーや障害の有無に関わらず使いやすいトイレやシャワールームを完備し、ユニバーサルデザインであることも意識。そういった設備を利用することで、家族の間で自然と、環境保護やインクルーシブな視点について会話が広がっていく。

またパーク全体のフロア素材の一部には、ナイキの工場で出た余剰素材や、使用済みシューズを再利用して作られた素材が使用されており、「さっき走った綺麗なトラックも、リサイクル素材でできているんだよ」と教えたら、子どももきっと驚くはず。

ユニバーサルデザインのトイレ
ユニバーサルデザインのトイレ

12:30〜13:30 「SB DUNK SKATEPLAZA」エリア

親子の絆も深まる、初めてのスケボー体験

ジェリーさんが六花ちゃんと行ってみたかったのは、「SB DUNK SKATEPLAZA(エスビー ダンク スケートプラザ)」。広々として初心者にも優しい仕様のスケボー広場で、子どものスケートボードデビューにピッタリだ。

「僕がスケボーをやっていたのは30年ほど前になるので、ちょっと自信ないですが(笑)。娘は初体験なので、滑ることができるか楽しみです」と、ジェリーさん。六花ちゃんが果敢にスケートに挑戦する姿を、潤子さんも優しく見守る。

 「TOKYO SPORT PLAYGROUND」では、「Family&Kids Skate Time」や「Beginner Skate Time」など、ファミリーや初心者が安心してスケボーを楽しめる時間も設けているので、事前にチェック&予約して訪れるのも◎。この日は親子で練習の末、支えてもらいながら次第にバランスを取れるように。初めてのスポーツに挑戦した経験が、子どもの自信に繋がるだけでなく、家族の絆も深めてくれる。

*スケートプラザはスケートボード専用となります。BMXやインラインスケートではご利用頂けません。
*5歳未満の方はご利用いただけません。13歳以下の方は、保護責任者(成人)と一緒にご利用ください。
*初心者、小学生以下の方は、安全上の観点よりヘルメットを原則着用ください。
*スケートプラザはスケートボード専用となります。BMXやインラインスケートではご利用頂けません。
*5歳未満の方はご利用いただけません。13歳以下の方は、保護責任者(成人)と一緒にご利用ください。
*初心者、小学生以下の方は、安全上の観点よりヘルメットを原則着用ください。

13:30〜14:00 「AIR MAX TERRACE」エリア

大都会をバックに、最後に家族で記念撮影!

パーク内で最も標高が高く、ユニバーサルデザインの「AIR MAX TERRACE(エア マックス テラス)」も、立ち寄りたいエリア。車いすでも乗り入れ可能で、パークの全エリアを一望することができるスポットは、記念撮影の場所として最適だ。コロナ禍で遠出が叶わず家族写真も増えづらい今だからこそ、大都会・東京でスポーツを楽しんだ思い出が家族の宝物になるはず。

また「TOKYO SPORT PLAYGROUND」には他にも、色鮮やかなデザインが目を引く3×3のバスケットボールコートAIR RAID COURT(エア レイド コート)」も有り。中学生以上であれば大人と対戦を楽しんだり、未就学児やミニバス世代の小学生は、大人に交じってパス練習や、ボールをついて遊ぶのもおすすめだ。

 

スニーカー好きにはたまらない、各エリアのデザインにも注目

photo : NIKE
photo : NIKE

今回紹介した「TOKYO SPORT PLAYGROUND」のエリアを見て、スニーカー好きの人はあることに気づいたのでは? そう、各エリアの地面は、ナイキの代表的な6つのシューズからインスピレーションを得た、アイコニックなデザインがグラフィックで表現されている。ナイキファンの親に刺さることはもちろんのこと、ナイキの歴史を知らない子どもたちも、野外美術館にいるような気分でナイキのデザインの軌跡を辿ることができるだろう。

 

そんな心躍る仕掛けが散りばめられた「TOKYO SPORT PLAYGROUND」を家族で体験したジェリーさんの、気になる感想は?

いつからか子どもが遊ぶはずの場所で、『ボール遊び禁止』『人に迷惑をかけない』などの注意書きが目立つようになりました。でもこの場所なら、子どもが思い切り遊び、スポーツに熱中できるのが嬉しいですね。施設の楽しいカラーリングも魅力の一つだと思いました。使われなくなったスニーカー等を粒状に分解して床材に使用していると聞いて、さらに好感度もアップ。また親子で遊びにきたいです」

 

コロナ禍でより一層子どもたちの遊びの機会が奪われつつある今、伸びのびと体を動かすことができる「TOKYO SPORT PLAYGROUND」は、まさに家族にとって聖地のような場所。また「親子で一緒に体を動かす」という経験は、健康的な体づくりに一役買ってくれるだけでなく、家族の絆を深め、子どものチャレンジ精神も養ってくれるはず。東京で訪れたいアクティブ・スポットとして、ぜひご注目を!

TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポーテッド バイ スポーツ バイ アート)

営業時間:平日 15:00〜21:00(最終受付 20:00)、土日祝日 10:00〜21:00(最終受付 20:00)

※イベントにより営業時間が変わることがございます。

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、営業時間が変わることがございます。詳しくは公式サイトもしくはNIKEアプリにてご確認ください。

住所:東京都江東区豊洲6-4−1

利用方法:NIKEアプリからの事前登録制となります。登録方法やアクセス、イベント情報などの詳細は、公式サイトまたはNIKEアプリよりご確認ください。

※一般開放日は当日利用も可能です。(受付にてNIKEアプリから登録していただきます)

問い合わせ先:TOKYO SPORT PLAYGROUND事務局

公式サイト:TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT

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