〈ポリプロイド〉は、ベルリン在住の Isolde Auguste Richly (イゾルデ・オーギュスト・リッチリー)により、18-19AWコレクションよりローンチしたブランドです。ブランド名の 〈ポリプロイド〉は化学用語で、「多倍数体」を意味し、「There are no facts, only interpretations.」をコンセプトに、アウトラインを固定した一つのアイテムに対し、3種類の異なる素材と色で展開することで、多面的に広がるプロダクトの奥行きや広がりを実験的にアプローチしています。

20SSコレクションは、ブランドコンセプトをベースに、ディテールをそぎ落とす、隠すことで、ファブリックを全面に出したミニマルなデザインのアイテムや、複数のプロダクトの特徴を併せ持つデザインが素材を変えることでプロダクトのカテゴリーを異とする、という、アウトラインが持ちうる両義性にフォーカスしたアイテムが特徴のコレクションとなっています。

フラップをなくし、フロントのポケットを内側に埋め込んだ「STAND COLLAR SUIT JACKET」同様にフロントにシームを作り、内側に取り付けることで胸ポケットを隠した「FRONT SEAM T-SHIRT」や、T-シャツの裾にドローコードを掛け合わせた「DRAW CORD T-SHIRT」、程よいゆとりのあるテーパードの「TACK SUIT PANTS」、ワークウエアスタイルの「OVER PANTS」や「SHIRT JACKET」など14型、計84アイテムを展開します。

〈ポリプロイド〉らしい素材を前面に見せるミニマムなデザインをぜひチェックしてみてはいかがでしょうか？