DATE: 2020.08.11

フォトグラファー北村圭介、初の写真集『-14.1℃』発売

MilK JAPONをはじめ、ファッション誌や広告で活躍する写真家、北村圭介が初の写真集『-14.1℃』を刊行。“0歳の時の時間”をテーマに、自身の子供を撮った作品が収められている。

「最初の写真集は、そのときに1番想いが強いものにしたかった」と語る北村氏が題材に選んだのは、2018年に生まれた自身の子供。タイトルの『-14.1℃』は、生まれた日の気温と胎内の温度差が-14.1℃だったことからつけられたという。

北村圭介 写真集『-14.1℃』 ¥2700

「生まれたばかりの子供と対峙していると、撮る側が胎内にいるように錯覚した」という北村氏。まるで羊水に浮かんでいるような子どもの写真は、誰もが過ごした場所にもかかわらず、記憶には残らず、再び戻ることもできない場所を思い起こさせてくれる。

本作は、代官山蔦屋書店、青山ブックセンター、nostos booksのほか、北村氏のホームページでも販売中。自分自身が、そして子どもたちが母のお腹で過ごした景色はどんなものだったのか? そんなことに想いを馳せながら、ゆっくりとページをめくってみては。

LATEST POST 最新記事

第3回 : 教育の多様性とテクノロジー
第2回:コンヴィヴィアルな家族のあり方
第1回:多様な生き方、暮らし方
トレンドのくすみカラーが満載。軽さも魅力の村瀬鞄行「ボルカグレイッシュ」【2023年入学ラン活NEWS】