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「Fasu」終了に関するお知らせ
「最初の写真集は、そのときに1番想いが強いものにしたかった」と語る北村氏が題材に選んだのは、2018年に生まれた自身の子供。タイトルの『-14.1℃』は、生まれた日の気温と胎内の温度差が-14.1℃だったことからつけられたという。
「生まれたばかりの子供と対峙していると、撮る側が胎内にいるように錯覚した」という北村氏。まるで羊水に浮かんでいるような子どもの写真は、誰もが過ごした場所にもかかわらず、記憶には残らず、再び戻ることもできない場所を思い起こさせてくれる。
本作は、代官山蔦屋書店、青山ブックセンター、nostos booksのほか、北村氏のホームページでも販売中。自分自身が、そして子どもたちが母のお腹で過ごした景色はどんなものだったのか? そんなことに想いを馳せながら、ゆっくりとページをめくってみては。
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