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クリス-ウェブ 佳子|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.1
家族にとっていちばん大切な「家」だから、こだわって選んで、心を込めて暮らしてきた。その間取りにも、選び抜かれたインテリアにも、机についた小さなキズにだって、暮らす人の魂が宿っている。第1回は、クリス-ウェブ 佳子さん。素敵なセンスが詰まった東京のご自宅に、お邪魔しました。家族の家のありかた、理想の暮らしについて探ります。
大きな窓のヴィンテージマンション。
玄関から敷かれたベージュの絨毯が、どこか外国風の佇まい。その絨毯をたどると、開け放たれたリビングルームへとつながっている。ダイニングと一間続きの壁一面が大きなガラス張りになっていて、その広い部屋はやさしい光に満ち満ちていた。窓からは緑の木々が見下ろせ、そこが都心であることを忘れてしまうほどの、居心地の良さ。もともと、外国人住宅として建てられたゆとりのある間取りは、中央のキッチンスペースを取り囲むようにして、リビング・ダイニング、子ども部屋や寝室が配されている。
奥のキッチンから出てきた、吸い込まれそうな笑顔とぶつかる。クリス-ウェブ 佳子さんは、中学生の姉妹を持つママでありながら、モデル業に執筆業にと忙しい日々を送り、その私生活が世間から注目される女性のひとり。
「私を24歳の時に産んだ母は、40歳代のうちにおばあちゃんになったんです。もしかして、自分も同じ道をたどったりして、とか最近考えちゃいますね(笑)」
今年40歳を迎えた彼女は、自分と同い年だという現在の住居を、とても愛おしくて仕方ないと語る。
「このマンションの築年数を見た時、私と同い年!と、ワクワクしました。ここに住んで5年になりますが、それ以前は、実は目の前のマンションに住んでいたんです。子どもたちがまだ小さかったから、ドタバタするのを前提に1階に住んでいました」
聞けば、さらにそれ以前のすみかも、もう一軒裏手のマンションだったという。すぐ近所で、3回の引っ越しをしているということになる。
「私、行きつけを作るのが好きなんです。いまの居住区の中には、長年かけて作ったお気に入りの場所がいっぱいあって。公園も買い物もレストランも、すぐ近くに大好きなところがたくさんあります」
モロッコ製のラグにアジアで見つけた帽子、そして個性たっぷりの小物たち。そこに近所の通りで偶然出合ったユーズドのダイニングテーブルやサイドボードを加えるなど、持ち前の審美眼で選ばれたインテリアの数々が見事にマッチしあう。それらはすべて佳子さんのファッションセンス同様に、誰からも共感の得る佇まい。
「テーブルはコップの跡やキズが残った中古家具をあえて選んでいます。ミニマルモダンやラグジュアリーなスタイルも好きですが、いまは誰かが汚したり傷つけても気に留めなくてすむような、ラフでいられるインテリアがしっくりきます。ライフスタイルに合わせてこそのインテリア。いつまでも完成することのない趣味として楽しんでいます」
※「重量木骨の家」ホームページへ遷移します。
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