バルセロナ発の人気ブランド〈tinycottons〉の創設者にインタビュー。会員に向けた豪華プレゼントも!
Q.ブランドを始めたきっかけとは?
ピーマコットンというこだわりの素材を使い、0〜2歳までにターゲットを絞って、2013年にブランドを始めました。私はスポーツブランドで5年間デザインをしており、その後にキッズブランドに集中することを決めました。自分が子どもの頃から、キッズの洋服のデザインをずっとしていて、キッズの洋服について考えることが自分の一部でした。
スポーツブランドではシニアデザイナーとして仕事をしていましたが、キャリアを積んできた時に、デザインという仕事への携わりが減っていきました。私が本当にしたいことは『デザイン』なので、そこだけに特化した仕事をしようと考えました。小さい頃からキッズの洋服のデザインを夢みてきたので、経験を積んだことで、今なら自分でブランドを作ることが出来ると思い、ブランドを作ることにしました。
Q.ブランドをデザインする際のこだわりとは?
ブランドには、物語性をもたせるように心がけています。この夏に関しては、愛、友情、アート、それに対して敬意を持つということをテーマとしています。例えば “友情” の象徴としては、人間と犬を例えにあげています。そして、人間と犬について深く調べていった時、イヴ・サンローランが犬ととても縁が深いということを知り、イヴ・サンローランの愛犬「ムジーク」をアイコンとしてサマーコレクションに反映しています。
Q.子ども服=消耗品という意識が世の中には強いと思いますが、どう思われますか?
とっても危険だと思っています。コピー品がとても安い価格で出回ってしまっていますから。でも、値段だけでなく、心があるブランドを最終的には選んでくれるということを信じています。〈タイニーコットンズ〉は、物を売っているというだけでなく、物作りの背景やストーリー、想いなども含めて作っています。そこに共感してくれる人がたくさんいるはず。
私たちは、社会貢献・寄付も出来るような仕組みを考えています。1番下の息子には軽度ではありますが発達障害があるんです。なので、そういった家族をサポートしていきたいとも思っています。
Q.ブランドが大事にしていることとは?
旅はとても大事です。出来れば今回のように家族全員で旅をしたい。発達障害がある彼を連れて旅をすることは、たまに大変な時もあります。でも、旅を重ねることで、彼は気持ち的な部分でも落ち着いて、とても良くなってきていると感じます。とても社交的にもなりました。
そして旅だけでなく、本を読むことや、調べること、文化をよく知ること、違う文化に触れること、そういったこと全てがブランドにとって大事です。違う文化に触れ、理解し、文化をミックスすることでデザインが生まれるきっかけになることが多いです。
まだ新しいブランドながら、流行に流されることなく独自のセンスと世界観で記憶に残るデザインを届ける〈タイニーコットンズ〉。今後の展開にも注目です。
今回は〈タイニーコットンズ〉の2017 S/Sコレクションから、特別にコーディネートしたLOOK一式とリュックをセットにして、Fasu会員1名様にプレゼント!ブランドならではの上品で柔らかな色使いが、毎日のスタイリングに春夏シーズンらしい明るさや軽やかさを添えてくれます。ぜひご応募ください。
【応募締切:7月31日(月)】
〈プレゼント内容〉
〈タイニーコットンズ〉2017SS LOOK一式
(ワンピース / ソックス / リュック:計3点)【1名様】
本プレゼント受付は終了しました。
※本プレゼントキャンペーンはFasu MEMBERS の方のみがご応募できます。まだ会員でない方は、下記より会員登録後、改めてご応募をお願いいたします。