未就学児からティーンまで年代別に厳選。お絵かきも宿題も楽しくなる最新文房具10選
新しい友達、新しい先生、新しい学校と、緊張感に包まれていた4月が過ぎ、GWが終われば学校生活もいよいよ本格化。けれども、休み明けの子どもは何となくぼんやりしていてスイッチが入らない……とお悩みの人も多いはず。一段ギアを上げるなら、文房具を新調してやる気アップにつなげてみては?
そこで、未就学児のファースト文具にふさわしいアイテムから、本格的な学習がスタートした小学生向け、勉強や部活に忙しい中・高生向けまで、年代別にお役立ち文具やサービスを厳選してご紹介。
未就学児向け
01. はじめてでも上手に持てる工夫が満載
「トンボ鉛筆/Yo-i おけいこえんぴつセット6B」
鉛筆を正しく持てると文字を書いても疲れにくく、集中して学習に取り組むことができるもの。一度身についてしまった自己流の持ち方を矯正するのは大変なので、えんぴつデビュー時から正しく持てるように導くのが肝心。「Yo-i おけいこえんぴつセット6B」は、小さな子どもでも安定して持てる短めサイズ&太め三角軸を採用。芯径4ミリの折れにくい太芯の6Bだから弱い力でもしっかりと書くことができ、子どものやる気アップにつながるはず。専用のミニ削り器もセットされているので、鉛筆デビューに最適!
02. 小さな指にぴったりフィット。マルチに使える色鉛筆
「リラ社/グルーヴ・トリプルワン」
子どもの頃から正しい持ち方を身に着けるために、人間工学に基づいてデザインされたドイツの老舗文具メーカー、リラ社の色鉛筆。丸みのある三角形の軸は力の弱い子どもでもしっかりと握ることができるほか、鉛筆全体に施されたくぼみが指にフィットし、正しい持ち方が身につくという。「グルーヴ・トリプルワン」は、これ1本で「色鉛筆」「クレヨン」「水彩色鉛筆」として使える3 in 1タイプの色鉛筆。優しく書けば「色鉛筆」、しっかり描けば「クレヨン」、水に溶かせば「水彩色鉛筆」と、使い方によって異なるタッチの絵が描けるので、子どもの表現の幅が広がりそう。
03. 窓ガラスにお絵かきOK! 水拭きで簡単に落とせるクレヨン
「キットパス/キットパス ミディアム(ライスワックス)16色」
子どもの創造力を育みたいとは思うけれど、壁や床に落書きされるのは困る……。そんなジレンマを解消してくれるのが、窓やガラスなど、つるつるした面に描くことができ、濡れた布で消せる「キットパス」。子どもが窓にお絵かきしても怒らなくていいので、親子ともにストレスフリー。時には窓をキャンパスにお絵かき大会をしたり、グラスにメッセージを添えて飲み物を出したりしても楽しそう。もちろん画用紙にも描けるので、水で溶かして絵の具のように使ってもOK。2021年から主成分に国産のお米からとれるライスワックスを採用し、より優しい使い心地に。6色、12色、16色、24色の4種類がラインナップ。
小学生向け
04. 子どもの学習意欲を高める大ヒットIoT文具
「コクヨ/しゅくだいやる気ペン」
「宿題はやったの?」「早く勉強しなさい!」と毎日怒鳴ってばかり。どうしたら自分から勉強してくれるの?と悩んでいる人も多いはず。そこで頼りになるのが、子どものやる気を引き出し、学習の習慣化をサポートするIoT文具。センサー付きアタッチメントを鉛筆に取り付けると、勉強への取り組みに応じてLEDの色が変化。たまった「やる気パワー」をスマホのアプリに取り込むと、日々の努力をカレンダーやグラフで“見える化”。子どもの頑張りを親が視覚的に確認し、褒めることで、子どもがすすんで机に向かうよう習慣づけていくという。「親が怒る→子どもが嫌々勉強する」という悪循環を断ち切れるかも。
05. 文字をうまく消せないストレスを解消
「サクラクレパス/アーチ消しゴム 小学生学習用」
子どもの握力低下などから、昨今の小学校では2Bなどの濃い鉛筆を使うのが主流。でも、低学年のうちは文字を上手く消せなかったり、力任せにこすって紙が破けたりすることも。そんな時に最適なのが、小学生が多用する濃い鉛筆をラクに消せるようにと開発された、こちらの消しゴム。生地に特殊発泡体(メラミンフォーム)を入れることで、消字性能がアップ。また、生地にコシがあるため2Bや4Bなどの鉛筆も軽い力で消せるほか、アーチ状のケースのおかげで消しゴムが折れにくいのも特徴。さらにペンケースに入るサイズ感や、消しゴムが小さくなっても使いやすいミシン目入りスリーブなど、細部に至るまで気が利いているのもポイント。
06.紙の角まで塗りやすいから、工作の完成度がアップ
「コクヨ/GLOO スティックのり シワなくキレイ」
子どもが大好きな工作で活躍するのり。紙の角までのりが塗れていないため、すぐに剥がれてしまったり、のりをつけすぎてシワシワになったりすることも。そんなプチストレスをなくしたいなら、「GLOO スティックのり シワなくキレイ」がおすすめ。従来の円筒形ではなく四角形を採用することで、角までしっかり塗ることができ、転がりにくいためデスクから落ちにくいのも嬉しい。また、水分を抑えアルコール成分を加えたのりは薄い紙でもシワになりにくく、接着力も強力。工作からプリント貼りまで、あらゆるシーンで重宝すること間違いなし。
07.リビング学習などで悪くなりがちな姿勢を改善
「タンスのゲン/ラーニングウッドボード」
「自宅学習中の子どもの背筋が曲がっているのが気になる」「タブレット学習をする際に背中を丸める姿勢が続いて心配」という人に試して欲しいのが、姿勢改善に効果的な卓上傾斜台。約10度の傾斜をつけたボードをデスクやテーブルにセットすることで、自然と背筋が伸び、正しい姿勢をキープ。学習姿勢の悪化を防ぐことで、集中力アップも期待できる。ボード上部にはスマホやタブレットを立てられるデバイススタンドが用意されているほか、下部には筆記具を置けるペントレーも用意。ノートPCも置ける広々サイズなので、テレワークに使ったり、親子兼用で活用できるのも◎。
08.アートセンスを養う固形水彩パレット
「ファーバーカステル/コネクターペイントボックス」
小学校で絵の具を使い始めた子どもにもおすすめなのが、遊びながら色を混ぜる実験をすることで、色の三原色や混色を楽しく学べるモジュラー式の固形水彩パレット。連結された個別のカラーポットは取り外し可能で、他の色と接続して好きなようにアレンジできる。水に濡らした筆で書くだけでなく、筆につけた絵の具を指に塗って描くフィンガープリントや、花を筆代わりにするフラワープリントなど、アレンジも自在。バラバラになったり、キャップが散乱したりしがちなチューブ式絵の具と違い、片付けが簡単なのも親にとってはありがたい。
中・高生向け
09.計画的な学習をサポート。テスト予定と紐付けができる勉強アプリ
「コクヨ/Carry Campus|ノートとテストをつなぐ勉強アプリ」
デジタルネイティブの中・高生にとっては、デジタルとアナログを融合した学習がスタンダード。多くの生徒が授業でとったノートをスマートフォン等に取り込むなど、親世代とは学習スタイルも異なるもの。そんなZ世代の効率的な学びを助けるのが、スマホでノートを撮影し、テストの予定と紐付けて管理できる勉強アプリ。スマホがあれば、いつでもどこでもノートを見返せるので、隙間時間の有効活用が可能に。さらに、アプリにテストの予定を入力するとカウントダウンしてくれるので、計画的な勉強に役立てることができる。アプリを使った学習時間や、テスト結果を記録できたり、ノートを自分仕様にカスタマイズできたりと、多彩な機能も魅力。
10.スマホからオリジナルラベルを簡単作成
「キングジム/テプラ Lite ラベルプリンター ホワイト」
文房具や教科書など身の回りの物の名前つけも、中・高生ともなると自分でするように。そんな時にあると便利なのが、スマートフォンのアプリから操作ができるラベルプリンター。文字や画像のサイズ、配置などを自由に変えられるほか、オリジナル似顔絵、タイムスタンプ機能、写真挿入機能、フォント選択などデザインのバリエーションが充実しているので、簡単に好みのラベルを作ることができる。手のひらサイズでコンパクトに収納できるうえ、電池式なので持ち運んで好きな場所で使えるのもいい。家族みんなでシェアしても。