どうする?子どもの見守り問題。最新&人気のGPS端末5選
共働き世帯が増加する反面、地域の見守りは減少傾向にある今、気になるのはやはり子どもの安全。通学や塾、習い事など、子どもが一人で行動するようになると、親の心配は尽きないもの。とはいえ、「低学年の子どもにスマホは持たせたくない」「学校でスマホの持ち込みが禁止されている」という場合も。そこでおすすめなのが、GPS端末。最近は音声やメッセージが送受信できる双方向タイプのGPSも増えており、選択の幅が広がっている。各社の機能を比較して、我が家のライフスタイルにマッチする一台を探してみて。
01. メッセージの送受信が可能な見守りGPS
「coneco(コネコ)」
「まだ子どもにスマホは持たせたくないけれど、居場所を把握して、連絡は取りたい」というニーズにマッチするのが、位置情報の特定だけでなく、メッセージで子どもとコミュニケーションがとれる見守り端末。スマートフォンで居場所を確認できるだけでなく、親から子に「バスが遅れてる」「もうすぐ着くから待っててね」といったメッセージ送信が可能。さらに子どもから親には、あらかじめ設定した定形文を送ることができる。子どもが持つ端末は「選択ボタン上・下」と「決定ボタン」の3つのみのシンプルな作りなので、操作も簡単。
02. 声でコミュニケーションできるAI見守りロボ
「BoTトーク(ボットトーク)」
離れている親子のスムーズなコミュニケーションに役立つのが、子から親へ、親から子へ、声で「トーク」を送り合えるGPS端末。ディスプレイ操作の必要がないため低学年の子どもでも使いやすく、子どもがトークを再生したら「既読」がつくのも安心。複数のGPS衛星に対応し、1.5分間隔で子どもの位置をオートサーチしてくれるので、アプリを開けばすぐに子どもの居場所がわかる。さらに、AIが子どもの行動を学習。移動履歴や音声メッセージから普段の行動範囲ややりとりを学び、異常があれば自動で親のスマートフォンにお知らせが届く賢い機能も。
03. 高品質の位置精度を実現したハイエンドGPS
「みてねみまもりGPS」第2世代モデル
子どもが地下鉄を利用したり、屋内にいることが多いなら、位置精度の高さが重要に。子ども向けGPS端末としては最大数となる5種類のGPSに対応するこちらのデバイスは、衛星電波が届かない屋内や地下でもWi-Fiを利用し位置情報を取得して、高精度なデータを提供する。さらに、子ども向けGPS端末の中では最大級の大容量リチウムイオンを採用し、1回の充電で約2カ月※の連続使用が可能に。このほか、登録した行動範囲から子どもが外れると自動で通知されるAI学習機能も搭載。カラーは、ホワイト、ピンク、ブルー、グリーンの4色展開。スタイリッシュな見た目もポイントだ。
※ 省電力モード利用時。1日2時間の移動で計算。
04. 家族と会話ができるスマート防犯ブザー
「otta.g(オッタジー)」
スマホの学校への持ち込みが禁止されていたり、事前に届出が必要だったりする場合に便利なのが、子どもの見守りの定番品で、学校への持ち込みもスムーズな防犯ブザー。「otta.g」は防犯ブザーとしての機能だけでなくGPS機能とボイスメッセージ機能が付いているので、万が一の時に子どもがブザーを鳴らすと、位置と周囲の音声を自動送信しスマホに通知。子どもの状況がすぐに分かるほか、端末のマイクを通じて離れている子どもと声でやりとりもできる。また、近年増加する熱中症から子どもを守る“熱中症アラート”も搭載。あらかじめ設定した気温を超えると保護者のスマホにアラートが届き、ボイスメッセージ機能を使って子どもに注意を促すことが可能に。
05. 不審者情報データベースと連携し、子どもを守る
「みもり」
学年が上がり子どもの行動範囲が広がると、「危ない場所に行っていないか」