「横浜美術館」が自宅から楽しめるアートプログラム「オンラインで楽しむ!エデュケーション・チャンネル」を開設!
子どもから大人まで多くの人が美術に親しめるように、さまざまなアートの創作体験プログラムを提供してきた「横浜美術館」の「子どものアトリエ」「市民のアトリエ」。この秋からは、新型コロナの影響でお出かけを控えている人、遠方に住んでいる人、育児や介護で家を空けられない人など、さまざまな事情から美術館へ足を運ぶ機会が持てない人に向け、自宅から簡単にアクセスできる新プログラム「オンラインで楽しむ!エデュケーション・チャンネル(Eチャン)」をスタート。映像コンテンツの配信やオンラインイベントを通して、多様なアートとの親しみ方を提案していく。
Fasuファミリーにオススメのコンテンツが、合計4本の動画シリーズ「たのしい!のタネまき」。「子どものアトリエ」が企画する造形プログラムでは、子どもたちがさまざまな素材に触れ思いきり楽しめるようにと、日頃からスタッフが土粘土を練ったり、色水を作ったり、巨大画用紙を制作したりとさまざまな準備(タネまき)を行なっており、この動画シリーズでは、その準備の様子とプログラムで扱っている基本的な道具や素材を紹介する。
■土ねんどを練る
■絵の具で色水をつくる
「ドロッ」「ニュルッ」とリアルな擬音が聞こえてきそうな土ねんどを練る様子、色と色とを混ぜ合わせて魔法のように変化していく色水の過程など、つい親も見入ってしまう中毒性のある動画は、子どもの創作意欲を刺激すること間違いなし。アートは制作準備の段階からクリエイティブな世界がはじまっていることを実感する、秀逸なショートムービーに仕上がっている。
11月には、配信コンテンツ第2弾として、アーティストの田中彰が、横浜市保土ケ谷区の緑豊かな「横浜市児童遊園地」を歩いて拾い集めた葉や樹皮を使い、アート制作を行う様子を紹介する動画も配信予定。自然のなかでアートを楽しむ方法は、この秋、公園遊びやアウトドア体験を考えているファミリーの参考になるはず!
従来の教育の概念を超え、WEBを通して柔軟に「創作体験」や「鑑賞体験」ができる「横浜美術館」のエデュケーション・チャンネルで、芸術の秋を堪能して。