DATE: 2021.02.09

おうちケアから病気の見極めまで網羅。あると安心な、最新子ども医学事典

未知の病気に対する不安が拭えない今、子育て世帯のバイブルとなりそうなホームケア事典が登場。コロナ禍で重視される「免疫」や、ちょっとした不調への対処法、子どもの病名事典など、親の「こんなとき、どうする?」に応えてくれる一冊は、困ったときの頼れる存在。
『あかちゃんからの かぞくの医学』 本間真二郎著 クレヨンハウス ¥2.970(税込)

小児科医であり、ワクチン開発にも詳しい本間真二郎先生の最新著書『あかちゃんからの かぞくの医学』は、気になる感染症や免疫のことから、薬に頼らない自宅での対処法、家族のからだづくりに役立つ知識まで、ファミリーが知りたい情報を網羅した子ども医学事典。

まず注目したいのが、からだを守るシステムである「免疫」に関する読み物ページ。子どもはもちろん、大人にも役立つ「腸内細菌」を整える暮らしと免疫力について詳しく解説しているほか、読み進めていくことで、健康であるための知識と「本質」を知ることができる。食べものや暮らし方など具体的なチェックポイントも掲載されており、すぐに実践できるヒントが満載。

「子どもの具合が気になるけれど、病院に行くほどではない」という時に役立つのが、家庭できる具体的なお手当ての方法。熱っぽい時には大根湯や足湯、こんにゃく湿布などが効果的、というように、子どもがもつ“自然治癒力”を引き出しながら回復へとサポートする、具体的なホームケア法が紹介されている。

さらに、「病院へ行くべき?」と悩んだ時に判断の助けとなる子どもの病名事典も収録。子どもの見せるサインから病気を推測し、病状やケアのポイント、おうちケアの方法とともに、病院に行くべきタイミングもチェックできる。

子どもの病気や不調にまつわる悩みに応えてくれる『あかちゃんからの かぞくの医学』。“読む救急箱”として、そばにあると安心。

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