ユーハイム初の規格外商品「シェアザバウム」。フードロス削減と寄付をかけ合わせた取り組み
まだ食べられるのに捨てられてしまうフードロス問題が注目されるなか、ユーハイムのオンラインショップで始まったのが、フードロス削減に向けた規格外商品「シェアザバウム」の販売。
添加物に頼らずお菓子をつくる「純正自然」の哲学のもと、商品づくりを行うユーハイム。しかし、添加物を使わずにお菓子の均一性を保つことは難しく、形や大きさが揃わないなど、ギフト菓子の基準に届かないお菓子は、社内販売などで消費されてきたという。
そうした規格外商品を一般に販売するために誕生したのが「シェアザバウム」。扱われるのは、シンプルな材料で仕上げた素朴な食感の「ふんわりバウムクーヘン」。製造時の最終検品で規定重量を満たしていない、サイズが大きい、気泡が多く出ているなど、美味しく食べられるものでありながら出荷条件を満たさないと判断されたものが「シェアザバウム」として取り扱われる。
さらに「シェアザバウム」を1点購入するごとに、経済的な困窮を抱えた家庭へ「おすそわけ」をする、認定NPO法人おてらおやつクラブを通して、バウムクーヘン1つがおすそわけ(シェア)されるそう。
やさしい甘さとふんわりとした食感で、大人も子どもも大好きなバウムクーヘン。その美味しさをみんなで分かち合い、フードロスも防げる「シェアザバウム」。身近にできる社会貢献として、手に取ってみては?