PROMOTION
木と音楽に包まれた暮らしを満喫する、古本ファミリー|HOUSE STORIES Vol.6
安全に暮らせることを最優先に考えた、工夫に満ちた家。
焼杉を用いた黒い外壁が、シックな風貌。エントランスには植栽が施され、豊かな森を感じさせる佇まいだ。玄関からすぐ2階にあがると、大空間のLDKが広がっている。無垢のフローリング、板張りの勾配天井、そして木目調のピアノ。大きな窓からたっぷりの日が差し込むその空間もまた、木のぬくもりに満ちている。
すべては、家族の命を守るため———。広島市に暮らす、古本大志さん家族が新居を建てようと決めたキッカケは、大志さんに届いた一通の災害メールだった。
「妻と子どもを残してツアーで家を空けていたときに、広島県の自宅付近で大雨が降ったんです。避難を促す災害メールが自分の携帯電話にも届きました。妻からも電話をもらったのですが、もう夜だったので小さな子どもを抱えて避難するのも難しくて。離れている自分にはどうしようもできず、とりあえず2階に避難して…としか言えませんでした」
以前暮らしていた賃貸の一軒家が建っていたのは、土砂災害警戒区域。大志さんも妻の文さんも、これ以上不安な気持ちを抱えながら暮らすのは嫌だと、とにかく安全な家が欲しいと、住まいづくりを決意した。
「ハザードマップから外れていることをひとつの条件に、土地探しから工務店にアドバイスをもらいながら探しました。家族で暮らすことの不安を少しでも少なくしたい、最初はそういう気持ちだったんです」
見つけた場所は、見晴らしのいい高台の造成地。周囲には木々も多く、穏やかで心地よい空気に満ちていて、子育てにも申し分のない場所だ。
大志さんはチューバの演奏家として活躍し、妻の文さんはトランペットプレイヤー。音楽家のふたりの共通の夢が、自宅で演奏の練習ができること。大きな音の出る管楽器は練習場所を確保するのが難しく、ふたりとも学生時代からいつも練習場所を探して、学校裏、カラオケ店、市民会館に公園などを転々としていたというから、なおのこと。ふたりが個々に練習する必要があることから、防音室はもちろんのこと、それ以外の部屋でもいつでも気軽に楽器が演奏できる環境を求めていた。
「工務店が決まる前は、住宅展示場に楽器持参で足を運びました。室内で夫が全力で演奏し、わたしが外に出て、どんなふうに音が聞こえるかを確認したりしていたんです」と、文さん。なかなか良いハウスメーカーに出会えず、最終的に探し出した工務店は、耐震の数値をきちんと出しているエヌテックという工務店だった。
「あせらせない家づくりに、とても好感をもちました。工務店の社長から、家を建てなくてもいいから、まずは家の話を聞いてほしいと言われ、逆に興味を持ったんです。性能をデータ化している建設会社で建てた方がいいと建築関係の仕事をする友人に聞いていたので、エヌテックはその点もクリアしている。基本的な家づくりの考えをみっちり共有してもらい、資金計画もファイナンシャルプランナーが親身になって考えてくれて。いい家を建てるために時間をかける理由もすごく理解できたんです」
安全な家が欲しいというふたりの望みに対して…
※「重量木骨の家」ホームページへ遷移します。