DATE 2021.07.02

【GAME6】100年以上の歴史あり。ドイツでは誰もが知っているクラシックゲーム

ドイツの伝統的なボードゲームを楽しみたいなら、見た目もクラシックなシュミットの「メンシュ」は外せない。複雑なルールに従って、イライラせずにゴールにたどりつけるか⁉︎ 親子でプレイする場合には、子どもより先にイライラを爆発させないように要注意だ。

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イライラにご注意。「忍耐力」を鍛えてくれるすごろく

「シュミット」 メンシュ

メンシュ ¥3,080(シュミット社/メルヒェン)
TEL:045-892-2601/10:30~17:00(不定休)
shop@marchen-net.com
販売店公式サイト:http://www.marchen-net.com
メンシュ ¥3,080(シュミット社/メルヒェン)
TEL:045-892-2601/10:30~17:00(不定休)
shop@marchen-net.com
販売店公式サイト:http://www.marchen-net.com

デジタルゲーム全盛期の現代においても、街にはボードゲームショップが点在し、毎年趣向を凝らした多彩なボードゲームが誕生し続けているというドイツ。話題性に富んだ新鋭ゲームも多い中、「ドイツ国内で知らない人はいない」と言われ、なんと1914年の誕生以来100年以上も愛され続けているゲームがこちらの「メンシュ」。

正式名称は「Mensch ärgere Dich nicht(馬鹿!イライラしないで!)」。その名の通り、このゲーム、やってみると複雑なルールが課されていてかなりもどかしい……。そもそもすごろくのスタート地点に立つために、サイコロで「6」を出す必要があるということが第一のイライラポイント。その日のサイコロ運に全てがかかっているのだ。そして、やっとスタートしてコマを進めても、他のコマに追いつかれるとスタートに戻らならければいけないので、「振り出し」が頻発することが第二のイライラポイント。

イライラを乗り越えて根気強くコマを進めれば、ゴールした時の達成感はひとしお。時間と心の余裕がある時にゆったりした気持ちで臨みたいゲームだが、コツコツとゲームを進める我慢強さが試されるのは、生真面目な人が多いと言われるドイツのゲームならでは。気質が似ていると比較されることが多い日本人にとっても、向いているゲームかもしれない。

ゲームを通して遊びながら、生きていく上では何事も「忍耐力」が必要、と身を以て子どもに教えてあげられそうだ。

■対象年齢:6歳〜

■人数:2〜6人

■1回にかかる時間:30分〜

 

<基本の遊び方>

・一人4コマずつを角の待機場所に置いたところからゲーム開始。

・サイコロで6が出た場合のみ、スタート地点にコマを1つ移動させることができる。ここでようやくすごろくスタート。

・サイコロで出た目の数だけ矢印の方向にコマを進め、一周して中心のa、b、c、dのマスを目指す。

・既に他のコマがいるマスに止まった場合、先にいたコマはふりだしの待機場所に戻されてしまう。

・最終的にa、b、c、dのマスに4つすべてのコマを納めた人の勝ち。

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