2019年夏休みに!関東近郊・子どもが楽しめる美術館イベントまとめ
■ 体験型イベント
エリック・カールと宇宙を学ぼう!
宇宙ミュージアムTeNQ「エリック・カールと宙(そら) 展」
エリア:東京・水道橋
会期:2019年6月28日(金)〜11月4日(月・祝)
宇宙ミュージアム〈TeNQ(テンキュー)〉は、東京ドームシティ内にある宇宙とサイエンスを楽しめる施設。夏休み期間中は、大人気の絵本『はらぺこあおむし』作者のエリック・カールが描いた「宙」に着目し、美しい創作の秘密や、作品に登場する星や月を〈TeNQ〉ならではのアカデミックな視点で紹介する展覧会を開催中です。タブレットを使って「はらぺこあおむし」のようなコラージュ作品を作るワークショップも体験でき、エリック・カール好きにはたまらないイベントです。
【おすすめポイント】
・〈TeNQ〉は、”宇宙を感動する”をコンセプトに、
・エリック・カールの描いた星や月を、本物の宇宙に置き換えてみることができ、自由研究の参考にもなりそう。
・東京ドームシティ内には、カフェ&レストラン、子どもたちが遊べる屋内施設〈アソボ~ノ!〉など家族で楽しめる施設がたくさんあるので1日中楽しめます。
子どもも大人も“遊び”を堪能!
東京都現代美術館「あそびのじかん」
エリア:東京・清澄白河
会期:2019年7月20日(土)〜10月20日(日)
木場公園内にある東京都現代美術館では、“遊び”をテーマにした展覧会が7月20日(土)から開催。巨大な作品の中に入り込んだり工作などができる体験型作品や、ワークショップやパフォーマンスを通してアーティストと一緒に遊べるイベントなど、盛りだくさんの内容を展開。作品は写真撮影が可能なので、大型インスタレーションの前で記念撮影も楽しめます。
【おすすめポイント】
・2019年3月に大規模リニューアルで、おむつ交換台や子ども向けライブラリーなど子連れ向け施設が拡充。
・美術館には、子連れフレンドリーで人気のレストラン「100本のスプーン」や「二階のサンドイッチ」が併設。
・子どもも大人も遊びながら楽しめる、体験型の展示作品が多数!
・作品たちと一緒に楽しむ様子を撮影できる、写真映え抜群の展覧会。
■ 鑑賞型イベント
この夏はディック・ブルーナに会いに
〈クレマチスの丘〉の美術館で2つの展覧会
エリア:静岡・長泉町
会期:2019年4月20日(土)〜2019年9月29日(日)
静岡の〈クレマチスの丘〉にある2つの美術館〈ベルナール・ビュフェ美術館〉と〈ヴァンジ彫刻庭園美術館〉では、世界中で愛される「ミッフィー」の作者ディック・ブルーナを特集した2つの展覧会を開催中です。
〈ベルナール・ビュフェ美術館〉では、ブルーナの絵本『うさこちゃん びじゅつかんへいく』の内容に沿って、ミッフィーと一緒にベルナール・ビュフェの作品を鑑賞する「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」が開催中。モダン・アートにも影響を受けているディック・ブルーナの作品や、彼の創作方法も紹介し、ビュフェとブルーナがそれぞれ追い求めた表現について考察します。
〈ヴァンジ彫刻庭園美術館〉で開催中の「ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展」では、ブルーナの絵本の中でも印象的なモチーフである「花」と「植物」に焦点を当て、それらが登場する作品を紹介。展覧会を観た後は、同美術館に併設されているクレマチスガーデンで花々に触れながらブルーナの作品に想いを馳せてみるのもおすすめです。
【おすすめポイント】
・〈クレマチスの丘〉は、美術館や文学館、レストラン、庭園などがある文化複合施設。
・同じ施設内の2つの美術館で、子どもから大人までみんなに愛されるブルーナの世界と自然を満喫できます。
・ミッフィーと一緒にアート鑑賞!美術館が初めての子どもにもぴったり。
現代アーティストの“いま”がわかる
東京オペラシティ アートギャラリー「ジュリアン・オピー展」
エリア:東京・初台
会期:2019年7月10日(水)~9月23日(月)
東京・西新宿にある複合文化施設〈東京オペラシティ〉内にある〈東京オペラシティ アートギャラリー〉では、イギリス出身の現代アーティスト、ジュリアン・オピーの個展が開催中。世界初公開となる新作を中心に、オピー自身が選んだ絵画や彫刻、映像などを一挙に紹介。ジュリアン・オピーの“いま”が分かる展示内容になっています。
【おすすめポイント】
・シンプルな線と点で描かれた代表的なグラフィック作品だけでなく、サウンドアートや4面LEDの立体作品もあるので子どもを飽きさせません。
・世界的にも人気が高いジュリアン・オピーの世界初公開の新作を中心に展示。
・〈東京オペラシティ アートギャラリー〉は、デザインやファッション、世界的に有名なアーティストの個展も多く、アート初心者にもおすすめの美術館です。
マンモスを通して最先端の生命科学に迫る!
日本科学未来館 「マンモス展」
エリア:東京・お台場
会期:2019年6月7日(金)~11月4日(月・振休)
最先端の科学技術を体験できる博物館〈日本科学未来館〉では、大人も子どもも夢中になれる「マンモス展」が開催中。2005年に「愛・地球博」で初公開され、大きな話題を集めた「ユカギルマンモス」の冷凍標本のほか、「ケナガマンモスの鼻」や「ケナガマンモスの皮膚」など、世界初公開となる古生物の冷凍標本を多数展示。会場には本展のために作られた史上最大級の冷凍展示室が登場し、来場者は冷凍標本の生々しい様子を鑑賞することができます。
【おすすめポイント】
・子どもも大人も興味津々!マンモスやユカギルバイソン、ライチョウなど太古を生きた生き物の貴重な標本を展示。
・最先端の生命科学による「マンモス復活プロジェクト」も紹介し、過去・現在・未来の角度からマンモスに迫ります。
・〈日本科学未来館〉は、企画展以外にも、子ども向けの体験型イベントや実験教室も開催しています。
ご紹介したイベント以外にも、夏休み中は家族で楽しめるイベントが多数開催されます。最新情報をチェックして、ぜひ素敵な夏休みをお過ごしくださいね。