ワクワクする工事現場の絵本
工事現場ってどんなことしてる? 全部わかっちゃう!『こうじげんば』。
世界10カ国で翻訳され、今注目されている最新の『こうじげんば』絵本です。ビルはどうやって建つのか、新しい道路はどうやって作るのか。さらに、飛行機や船、ジェットコースターはどうやって作るのかなど、9つの工事現場を紹介します。それぞれに、めくったりうごかしたりする仕掛けがついていて(全部で60箇所以上!)手で触れながら工事現場を見学するように楽しめます。飛行機のつばさの中は燃料タンクになっている、とか、電車のレールを敷くための車がある、など大人も知らなかった驚きの秘密がたくさん。親子でいろいろめくって、動かして発見してみましょう。
のろのろ走るのにも理由がある、 名作乗り物絵本『のろまなローラー』。
道を平らにするロードローラーのローラーが重い車をごろごろ転がしながら進んでいきます。トラックや立派な自動車、そして小型の自動車まで、のろまなローラーを笑いながら追い越していきます。でも、ゆっくり走るのには、理由があるのです。童話作家の小出正吾のリズム感のある文章に、『しょうぼうじどうしゃじぷた』『しゅっぱつ しんこう!』など乗り物絵本の名手として知られる山本忠敬が絵をつけたもの。びゅーんとせっかちに走るトラックや、追い越されてもごろごろマイペースのローラーなど、車たちのキャラクターがとてもかわいらしいです。
工事現場に響く“音”を 大胆に表現していく『ROADWORK』。
ニュージーランド生まれの工事現場絵本シリーズの1冊。『ROADWORK』では、タイトルにある通り、道路がどうやって作られていくかを紹介します。この絵本の特徴は、工事現場で響く大きな音! 土や泥をショベルカーですくってトラックに積み込む音は「BUMP! WHUMP! WHOP!」、ロードローラーが道を平らにしている時の音は「Squelch! SPLUCK! SPLAT!」など、ときに大きく、ときに飛び跳ねて、躍動感のある文字が工事現場に鳴る、威勢のいい音の世界を表現していきます。英語での“音”の表現を知るいい機会にもなりそうです。