DATE 2020.09.01

Vol.5 夏休みとバリカン

猛暑の中迎えた夏休み。染谷家のThree boysはどんな家族時間を過ごしていたのでしょうか? ニンテンドー、水族館、ガンプラ、ソフトクリーム、ラーメン、バリカンほか。 父が練りに練ったプランで過ごした、最終日の輝ける1日をお届け。

井上陽水の「少年時代」の歌い出しと蝉の最後のひと鳴き声が重なるこの時期。子どもの頃は夏休みが終わるのが悲し過ぎて、始業式前夜は二段ベッドの下で枕を濡らしていたことを思い出します(笑)。

 

今年はどんな夏を皆さん過ごされたでしょうか。長かった梅雨が開けたと思ったら、この猛烈な暑さ。殺人的な暑さとは、まさにこのことですね。僕たちが子供の頃は30度超えたらプールが気持ち良くてラッキーと思っていましたが、今や30度なんて当たり前の夏。プールや海にたくさん行きたかったな。

 

今年の子供達の夏休み最終日は、有無をいわせず最高の夏休みだったという印象を与えるべく、事前にプランを練りに練って当日を迎えました。終わりよければ全てよし作戦開始。

 

まず水族館に行くため、事前に品川の水族館を予約。コロナのおかげでどこに行くにも事前予約が必要になってしまいました。「ザ・少年」の息子たちは、魚や昆虫が大好き。暇さえあれば、図鑑を見ながらスケッチするほど好きなようです。そんな大好きなお魚さんたちを久々鑑賞できるとあって、さぞ楽しみにしているかと思えば、水族館に向かう車の中でニンテンドースイッチをしたいとか言い出し、それを却下したらテンションダダ下がりという一筋縄でいかないクソガキども。

いざ品川水族館に到着。入ってしまえばコッチのもので、色とりどりの魚に興奮しています。久しぶりに来たし、次はいつになるかわからないからじっくり見ています。見たことないような刺激的なカラーリングの魚にインスピレーションを受けたりして、自分も満喫しました。イルカのショーも見ることが出来て大満足で水族館を後にし、今度はお台場のガンダムベースに向かいます。ここはガンプラの聖地。ステイホームで自宅にいる時間が増えたからプラモデルは最高の相棒になるはずと、いざガンダムベースへ。初めて行きましたが、さすがに聖地だけあって見たことないようなプラモがいっぱい。目移りしてしまいます。時間はタップリありますから、普段は急かしてしまうのですが、この日ばかりは心ゆくまで吟味してくれと伝え、あーでもないこーでもないと2時間近くウロウロしていました。遠慮せずに何でも好きなものをと伝えたら、面白いもので、三男坊が一番高いもの、次男が次に高いもの、長男が一番安いものになりました。不思議ですね。(ガンプラの製作過程はいずれお伝えします!)

2時間もウロウロしていて疲れたから、甘いものでも食べたい!! フードコートのソフトクリームでやっつけます。

 

晩飯は、大鳥神社近くのラーメン「かづ屋」に流れて、子供達の好物「ラーメンと餃子」で締めくくります。名物の支那そばはコクがあるのにスッキリしていて、餃子はモチモチでめちゃくちゃ美味しいので大人もぜひ。

 

さて家に帰ると、明日から始まる学校に備えてお風呂に入る前に散髪します。長男も次男もたまに美容室に行って整えてもらいますが、基本的には、一年中僕が散髪しています。バリカンでガーッと刈り上げて、トップはすきバサミで整えます。失敗しないコツは切り過ぎないこと。これに尽きます。バリカンは2台目で、パナソニックのものを使っています。これが綺麗に刈れるし充電も長持ちして最高です。しかし、長男なんかはそのうち洒落気づいて美容室に行き出すことを考えたら、僕が彼の髪を切ることができるのは、あと数年です。

ちなみに4月に長男の髪をバリカンで切っていた時、ちょうど自粛中で美容室に行けなかったので、長男に僕の襟足も刈ってもらうことに。結果、見事な真一文字の襟足が後頭部の高いところに完成。肩を震わせて笑いを堪える長男。まさかと思い合わせ鏡で見たら漫画キングダムのキャラクターみたいになっている自分がいます。それから数週間帽子を後ろ向きに被り襟足を隠していたことは言うまでもありません。世間ではこの期間に自宅で髪を切って失敗することを「コロナカット」と言うそうです。ネットで検索すると、めちゃくちゃ面白い画像が出てきます。

 

こんなわけで休日は先手必勝。休みの日に予定が決まらずグダグダしていると、子供達が「つまらねー」と暴れだして大変なことになります。何をするにしても、「今日はこうする!」と決めて伝えることが子供達の納得に繋がるような気がします。今日はダラダラする日と決めたら、徹底的にダラダラ過ごすでもいいと思います。

 

さてさて、秋の夜長に向けて、自宅で楽しく過ごす我が家の方法を次回はお伝えします!


 

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