いわさきちひろ×谷川俊太郎のコラボ企画展「『ちひろさんの子どもたち』谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所」が開催
約70年に渡り、身近なものから無限の宇宙まで、さまざまなものを詩で表現してきた谷川俊太郎。自らの中に“子どもの頃の自分”の存在を捉え、子どもに向けた詩や子どもの言葉で書いた詩も多数発表しています。そんな谷川の“子ども”をテーマにした作品を、いわさきちひろの絵とともに紹介する企画展「『ちひろさんの子どもたち』谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所」が、2019年8月2日(金)より〈ちひろ美術館・東京〉で開催されます。
会期中は作品展示の他に、ちひろと谷川俊太郎の作品の世界を体験できるさまざまなイベントも企画。ちひろの絵の中に数多く登場する“帽子”のモチーフに着目して、トラフ建築設計事務所が制作した大きな麦わら帽子型の「子どもの部屋」が登場し、その中で絵を描いたり詩を書くワークショップ、手遊び&絵本の読み聞かせ会など、多彩なイベントを実施します。さらにトラフ建築設計事務所の代表的なプロダクトである、空気を包み込むように形を自由に変えられる「空気の器」のちひろバージョンの作品や、美術館内に「空気の器」のインスタレーションが登場するなど、ここでしか見られないアート作品も展示予定です。
また8月中は、ちひろの水彩技法を学べるアートワークショップ「にじみの缶バッジづくり」や、館内をスタッフと一緒に回り、談笑しながら作品の理解を深める「子どもギャラリートーク」、水彩絵の具で“にじみ”の模様をつけてオリジナルの「空気の器」を作る「ワークショップ『空気の器』に絵を描こう」など、夏休みの自由研究にも役立つ子ども向けのイベントも開催!アートに興味のあるお子さんは必見です。
この夏は、ちひろや谷川俊太郎の作品の世界、そしてトラフ建築設計事務所が完成させたこだわりの空間を親子で堪能してみてはいかがでしょうか。