DATE: 2019.07.25
〈東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館〉で「みんなのレオ・レオーニ展」が開催!
2019年9月29日(日)まで、東京・新宿にある〈東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館〉で「みんなのレオ・レオーニ展」が開催。日本初登場となる原画など、貴重な作品を多数展示。
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赤い色をした兄弟たちの中で、唯一黒色である魚・スイミーの奮闘を描いた絵本『スイミー』でもお馴染みの、イタリア人アーティスト、レオ・レオーニ。ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの生涯を、彼の手がけた作品と重ね合わせながら紹介する展覧会「みんなのレオ・レオーニ展」が、〈東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館〉で現在開催中です。
レオ・レオーニは、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー。以降、ねずみの『フレデリック』やしゃくとり虫の『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を多数生み出してきました。レオーニの作品は水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を取り入れており、本展では絵本原画を中心に、ポスターなどのグラフィック・デザイン、絵画、彫刻、アニメーションの素材まで、約200点もの作品を一挙に展示します。
会場には、初めての個展に出品した作品や、9歳の誕生日プレゼントの思い出から生まれた油絵、絵本作家として活躍する前のアートディレクター時代の広告作品、『スイミー』の原画などファン必見の作品が続々登場。レオーニの絵本を読んだり、絵本の世界を映像や造作物で体感できる親子向けのコーナーも設けているので、家族連れにもおすすめです。レオーニの多彩なアートの世界に、改めて触れてみてはいかがでしょうか。