DATE: 2019.10.17
日本初の大規模個展! カミーユ・アンロ「蛇を踏む」が〈東京オペラシティ アートギャラリー〉で開催
フランスを代表する現代アーティストのひとりであるカミーユ・アンロ。日本初の大規模個展「蛇を踏む」が、東京オペラシティ アートギャラリーで2019年10月16日(水)~12月15日(日)まで開催されます。
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1978年フランス生まれのカミーユ・アンロは、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディ アを駆使して「知」と「創造」の新しい地平を探求する作家です。2013年には、映像作品『偉大なる疲労』で第55回ヴェネチア・ビエンナーレの銀獅子賞を受賞。17年にはパレ・ド・トーキョー(パリ)で全館を使った個展では「carte blanche」(全権委任・自由裁量)の開催権を与えられた史上3人目の作家となり、現代美術の世界で大きな注目を集めています。
そんなカミーユ・アンロの日本における初の大規模個展「蛇を踏む」では、大型のインスタレーション作品を含めた作家のこれまでと現在を総合的に展示します。日本のいけばなに触発され、2011年から継続的に制作されているシリーズ「革命家でありながら、花を愛することは可能か?」では、草月流の全面的な協力を得て会場で作品を制作するという日本ならではの試みを行います。この他、作家活動の初期から描き続けられているドローイングなども展示されます。
ぜひこの機会に、カミーユ・アンロのあくなき知への冒険を共にたどってみてはいかがでしょうか。