DATE: 2019.10.31
その美は、進化し続ける。「資生堂唐草原画展」開催中!
資生堂の唐草文様を描き続けて約60年。描版師・薄希英の唐草文様の原画や唐草にまつわる商品を展示する「資生堂唐草原画展」が、2019年10月15日(火)~12月13日(金)までGINZA COMMUNICATION SPACEにて開催しています。
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1920年から資生堂の商品や宣伝広告にデザインされてきた「資生堂唐草」。唐草は植物の生命力としなやかに無限に拡がる可能性を表し、時代やデザイナーによってスタイルを変えながら、資生堂を象徴するデザインとして現在にまで受け継がれています。
会場の2階では、描版師・薄希英(すすき まれひで)が描いた、「資生堂唐草」の原画や制作プロセスにまつわるものを初公開。彼の細密な手仕事から生まれた商品が原画とともに展示されています。そのほか、「資生堂唐草」が施された貴重な商品や歴史的なグラフィック、現代の唐草デザインの商品、“さわれる”唐草の展示など、唐草を存分に体感することができます。
また、1階のエントランス・ウインドウでは、 2020年1月17日(金)までの期間、「あたらしい唐草」をテーマにしたアート作品「GINZA KARAKUSA BIOTOPE」を展示。化粧品を入れる箱を製造する過程で出た端材を使ったモニュメントや、日照量やCO2、人間の活動量などの環境データを活用した幾何学アルゴリズムによって唐草の成長を描いた映像インスタレーションなど、唐草を“生命力の再生”、サステナブルの象徴ととらえた新たな試みの作品を見ることができます。
ぜひこの機会に、資生堂の象徴とも言える「資生堂唐草」の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?