DATE: 2017.10.02
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現在、フィンランド独立100周年を記念し、フィンランド・デザインを紹介する展覧会が開催されています。夏は白夜、冬は極寒という大変厳しい環境下で暮らすフィンランドの人たちは、昔から自然と共に生き、その生活の中から楽しみを見い出して暮らしてきました。フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルト(1898-1976年)やカイ・フランク(1911-1989年)をはじめとする多くのフィンランド人デザイナーたちも、「自然と人間との調和」に重きを置き、永く日常で使われ続けるような、シンプルかつ明るいデザイン作品を生み出しています。
本展では、独立以前の装飾芸術から現在までの、100年に及ぶフィンランド・デザインを6つのセクションに分けて紹介。デザイナーを支え育ててきた企業や、各時代の主要なデザイナーとその作品を知ることができます。さらに、実際に名作の椅子に座れるコーナー、ミニワークショップなども開催されます。
緑豊かな都立府中の森公園に立地する美術館で、フィンランド・デザインの歩みに触れてみてはいかがでしょうか?