〈ATELIER MUJI GINZA Gallery2〉で「インドの手仕事、文字になる」展を開催!
本展では、「地域固有の文化とイノベーションの融合」という観点から、インドにおける書体をめぐる挑戦を紹介します。
インドのデザイナーが2011年に立ち上げたプロジェクト「The Typecraft Initiative(タイプクラフト構想)」は、デザイナーとインド各地の工芸や民俗芸術の職人たちが、独自の英文書体を共同制作しています。地域の生活に根ざした入れ墨、刺繍、陶芸、絵画など幅広い分野の職人たちと、時間をかけてその特性や個性に合わせたワークショップを実施。この過程を経て創られた書体をデジタルフォントとして製品化することによって、デザインの可能性や職人の大半を占める女性たちの新たな職域を広げることにも繋がっています。そうした活動は,近代化の波に消えゆくインドの手仕事を未来につなげる活動にも通じています。
本展期間中は、銀座の街中を探訪し、都市に隠れた文字を探して写真で発表するワークショップ「字ぃ散歩 銀座編」も開催されるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。