大人気の「11ぴきのねこ」シリーズの生みの親、馬場のぼるの軌跡を辿る展覧会
1967年に刊行された絵本『11ぴきのねこ』(こぐま社)は、今なお、世代を超えて愛されている作品。本展は、その作者であり漫画家の馬場のぼる(1927~2001)を、様々な側面から紹介する展覧会。
会場では、「11ぴきのねこ」シリーズを、1作目の『11ぴきのねこ』(1967年)から最後の『11ぴきのねこどろんこ』(1996年)まで6作品を、貴重な校正原稿で紹介。さらに、人気者となったねこたちの登場する『絵巻えほん 11ぴきのねこのマラソン大会』(こぐま社、1984年)や人形劇、かるたなど、派生作品も登場!
また、馬場のぼるの没後、自宅に残されていた膨大な日記やスケッチブックも紹介。街で見かけた人々や庭の花、新作のアイディアなど、馬場のぼるの日々の視点や試行錯誤の跡を知ることができる。
そのほか、小学校時代の絵や作文、ストーリー漫画を築いた手塚治虫、柔道漫画で人気を博した福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれた馬場のぼるの漫画作品、そして遺作となった『ぶどう畑のアオさん』の紹介など見どころ満載!
今も子どもたちを魅了する作品の数々と、約50年に渡り「描いて つくって 楽しんだ」馬場のぼるの軌跡に触れられる展覧会。家族みんなで訪れてみては。
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