鈴木康広は、日頃見逃してしまいそうな物や自然現象を、鋭い感性で別のものに見立てた作品を発表する美術作家。現在、本作家による個展が、彫刻の森美術館で開催されています。

本展では、本館ギャラリーの空間を庭に見立て、3つに構成。71点の作品が展示されています。そのうち、11点は、「上/下の彫刻」「自然を測るメトロノーム」「軽さを測る天秤」など、本展に合わせて発表された新作です。そして、第2会場のマルチホールでは、本作家の代表作品「まばたきの葉」など、まばたきをテーマにした作品4点を鑑賞できます。本作家が作品制作を開始する上で基本となった「まばたき」について理解することで、世界が変わって見えてくるかもしれません。

今回、本展覧会のご招待券を抽選で、5組10名様に特別にプレゼントいたします。様々な実験が潜む作品を通じて新たな発見や気づきを得ることのできる展覧会に、親子で出かけてみてはいかがでしょうか。