DATE: 2018.07.09

「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展、兵庫で開催

ディック・ブルーナの展覧会が、2018年7月29日(日)まで伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センターで開催中。

絵本「ミッフィー」(うさこちゃん)シリーズで知られ、2017年2月に惜しまれながら亡くなったオランダ人絵本作家、ディック・ブルーナ。グラフィックデザイナーとしての顔も持つブルーナは、ペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア」を代表とする温かみのある名作を数多く残してきました。作品に共通する特徴は「シンプル」であること。余分なものを極力削ぎ落しつつ、独自のユーモアや情感を織り込む「シンプルさ」が常に作品に潜んでいます。

本展ではこれまでの作品を振り返り、200 冊を超えるペーパーバック、約40 点のデザイン原画やスケッチ、ミッフィーやボリスなどの絵本原画約30 点にポスターの複製などを加えた約500 点を展示し、ブルーナの「シンプル」を紹介。さらに、「シンプルの明日」というテーマで、日本のデザイン界で活躍する気鋭の4 組(KIGI、groovisions、中村至男、ミントデザインズ)が、グラフィック、プロダクト、ファッションなどのジャンルで、ブルーナ作品からインスピレーションを受けた新作を発表します。

作品を際立たせる「シンプル」の正体とは何か、ぜひ親子一緒にその魅力に迫ってみては。

シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展

住所:〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-7447
会場:伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター
開催日:2018年6月16日(土)~7月29日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日 ※7月16日(月)は開館、7月17日(火)は休館
料金:一般700円 大高生350円 小中学生150円

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