DATE: 2018.07.31
絵本『スイミー』幻の原画が来日!「みんなのレオ・レオーニ展」伊丹市立美術館で開催
絵本作家レオ・レオーニの展覧会が、伊丹市立美術館で2018年8月11日(土・祝)~9月24日(月・祝)の期間、開催。
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赤い色をした兄弟たちの中で、唯一黒い魚について描いた物語『スイミー』は、小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。本展は、その作者として知られるレオ・レオーニの創作世界を紹介する展覧会です。
レオーニは、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、49 歳の時、孫のために制作した『あおくんときいろちゃん』で初めて絵本の世界に足を踏み入れました。その後、ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあしひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、自分らしく生きることを学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなど様々な技法を用いて描きます。
本展では、絵本『スイミー』の幻とされた原画(スロヴァキア国立美術館所蔵)が来日!絵本の絵とは少し異なる原画5点を鑑賞することができます。さらには絵本原画の他に、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動も紹介。会期中はイベントも開催予定なので、あわせてチェックしてみては。
作品は全て:Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family