「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」美術館「えき」KYOTOで開催
にじむ色彩で描かれた子どもたち、花々、そして大きく空けられた余白。絵本、挿絵、カレンダーなど、さまざまなメディアを通じて、作家・いわさきちひろの作品は没後40年を超えた今も愛され続けています。
「いわさきちひろ、絵描きです。」― のちの伴侶と出会った際に自己紹介した作家の言葉をタイトルに掲げる本展は、「絵描き」としての技術や作品の背景を振り返る展覧会。どのような文化的座標に位置し、どのような技術を作品に凝らしたのか。本展では、作家が残した言葉をテーマに4章構成で、資料を交えた約200点の展示品を通じ、作品の細部に迫り、童画家としてのイメージの刷新を試みます。
会期中は、作家の誕生日12月15日(土)に入館の方、先着1,000名さまにしおりをプレゼントする「ちひろ100歳記念しおりプレゼント」、作家のご子息・松本猛のお話を聞きながら展覧会を鑑賞する「モーニング・ミュージアム」など、さまざまなイベントやグッズコーナーも展開。ぜひ秋の京都観光とあわせて訪れてみては。