DATE: 2019.04.04
「あべ弘士の絵本と美術-動物たちの魂の鼓動-」が広島・ふくやま美術館にて開催
旭山動物園の飼育係を経て、絵本作家として30年に渡り活躍を続けるあべ弘士にフォーカスした、「あべ弘士の絵本と美術-動物たちの魂の鼓動-」がふくやま美術館にて開催。
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1972年から約25年間、旭山動物園で飼育係として勤務する傍ら、1989年に『雪の上のどうぶつえん-なぞの あしあとの まき-』で絵本作家としてデビューしたあべ弘士。動物園在籍中には、名作絵本『あらしのよるに』の挿絵も手がけています。
そんなあべ弘士の絵本の世界を堪能できる、展覧会「あべ弘士の絵本と美術-動物たちの魂の鼓動-」が、ふくやま美術館にて開催。あべ自身がセレクトしたデビュー作から最新作までの絵本や児童書44タイトルの原画約240点、本展のために制作された屛風、立体の美術作品など多彩な作品を一挙に展示します。
豊かな色彩感覚と、飼育係時代に培った知識を生かして描かれる、動物たちの生き生きとした姿は、限りある命の尊さや生きる歓びを実感させてくれます。あべの絵本作家としての30周年のヒストリーを辿る、ここでしか味わえない貴重な展覧会にご注目ください。