DATE: 2021.08.16

3〜14歳までずっと役に立つ『はじめてママ&パパの子どもの栄養』

『はじめてママ&パパの子どもの栄養』は、おなかを満たすだけの食事から、心と身体を育てる栄養バランスのとれた食事をと考えている保護者必読の一冊。栄養の基本や悩みリセットレシピ、さらにマンネリ化といった毎日の食事作りに対する解決策も豊富に掲載されている。
『はじめてママ&パパの子どもの栄養』¥1,540 監修/深津章子、牧野直子 主婦の友社刊

『はじめてママ&パパの子どもの栄養』¥1,540 監修/深津章子、牧野直子 主婦の友社刊

幼児期から中学生まで、心も体も成長する時期に欠かせない栄養や食事量などの最新情報が満載の『はじめてママ&パパの子どもの栄養』。

「うちの子は少食? 食べ過ぎ?」という疑問を抱えているなら、年齢ごとの食事量の目安が写真付きで解説されている「年齢別の食事の目安量&栄養のポイント」が役に立つ。このほか、「骨量が大きく増えるのは小学生後半から中学生のころであり、カルシウムをとるなら、その吸収を助けるためにビタミンDやマグネシウムも欠かせない」など、知っているのと知らないとでは大きな差がつく知識も紹介されている。

1日3食365日となれば、献立は作りやすいものや、子どもが食べてくれるものに偏りがち。そんなマンネリ化の対処法として役に立つのが「基本の食材買い忘れCheck!シート」。「たんぱく質の種類を変えて食べる」「栄養素の特徴が異なる野菜を組み合わせる」など、ワンパターン化から脱出するためのヒントが参考になる。

子どもが不調の時には「気になる症状&悩みリセットレシピ」が便利。かぜのひき始めや便秘、口内炎、疲れ気味の時などに作ってあげたいレシピが掲載されている。さらに、栄養素ガイドページでは「亜鉛はどんな食材に含まれるのか」「鉄を効率よく摂取するには何といっしょに食べたらいいのか」などを詳しく解説。

子どもの日々のコンディションを整え、ポテンシャルを伸ばすための食事を無理なく作る知識を網羅した一冊。手元にあると頼りになるはず。

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