昼下がりに子どもとウトウトしながら聴きたい5枚(Chocolat & Akito/音楽デュオ)
1. 『I Can Feel The Night Around Me』Nightlands
The War On Drugsのベーシストによるソロプロジェクト。霧の中に立ち上がる美しいメロディーは、 “ 初期のニール・ヤングがソフトロックを演奏するのを夢の中で聴いた……” みたいな音楽。妊娠中からウトウトしながら聴いていた一枚。
2. 『Kollektion 06: Cluster 1971- 1981』Cluster (Compiled John McEntire)
旧友、トータスのジョン・マッケンタイアが、ドイツ電子音楽界のパイオニア・クラスターの音源からセレクトした1枚。アナログ・シンセの暖かな音色と美麗なサウンド・レイヤーが、我が家を夢の世界へと誘ってくれます。
3. 『North Marine Drive』Ben Watt
どんなにグズっていても、ギターの音を聴くと泣き止む我が子と一緒に聴きたい、青春の一枚。極上のコード進行と素朴な歌声が残響の中から聴こえるとき、どんなにざわめいた心も落ち着いてゆくのを感じます。
4. 『Graduation Day』The Four Freshmen
あのザ・ビーチ・ボーイズも影響を受けた、うっとりするほど華麗なオープン・ハーモニーが魅力のフォー・フレッシュメン。1955年から57年までの音源を集めたアルバムです。夢の中でなら家族3人一緒にハモれるかな。
5. 『The Melody At Night With You』Keith Jarrett
タイトル通り、夜が似合うキース・ジャレットのソロ・ピアノなんですが、とにかく1曲目の「愛するポーギー」が大好きな我が家は、昼下がりからこの曲だけをエンドレス・リピートします。それは凪のような時間。