DATE 2018.10.16

そんなふう 39

毎年秋の気配を感じると亡くなった祖父と猫のことを思い出す。偶然同じ命日だったのだが、夏の暑さを乗り越えたところで、体力の消耗によって命が尽きてしまうことはよくあることだと最近聞いた。晴れた秋の空、透明な光、夕暮れに吹く、少しひんやりした風。それらを目で、肌で感じるたびに、あの日に感じたかなしみとさみしさを昨日のことのように思い出し、また今年も秋が来た、と思う。

 

 

 

 

※本記事は、旧サイト「MilK JAPON WEB」に掲載された記事です。MilK JAPON WEBは、2020年4月に「Fasu(ファス)」として生まれ変わりました。詳しくはこちら

BACKNUMBER 川内倫子 そんなふう
バックナンバー

LATEST POST 最新記事

【LONDON/From SHIHO】ロンドン発シホのサスティナ ジャーナル Vol.5
「ザ・ノース・フェイス」マタニティライン新作は、“通気”に着目した防寒アウター
Vol:4 子どもたちと海洋マイクロプラスチックについて考える。プロジェクト「OMNI」が拡げる可能性
IN THE PASTEL ROOM  色彩豊かな暮らしの中で多様な個性を育む