DATE: 2017.09.08
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スタジオジブリの高畑勲監督や宮崎駿監督が創りだす作品の本質を読み取り、言葉にして世に送り出してきたプロデューサーの鈴木敏夫。これまで「かぐや姫の物語」の題字や「風立ちぬ」のキャッチコピーなど、数々のジブリの言葉が鈴木プロデューサーの手によって生み出されてきました。
本展では、日本一の筆の産地である熊野町で、スタジオジブリの手書きの言葉たちを紹介。鈴木プロデューサーが携わったジブリ作品の膨大な手書き資料をはじめ、名台詞を書きおろした書やキャラクターデザインなど、宮崎駿監督との合作などを通して、その言葉の魅力に迫ります。また、鈴木プロデューサーが書いた「千と千尋の神隠し」の名台詞とあわせて展示されている「湯屋」の立体模型も見どころのひとつ。さらに、本展のために熊野筆で書かれた大書「マックロクロスケ」が本館外壁に展示され、来場者を迎えます。
デジタルが普及した今だからこそ、ジブリの言葉を通じて手書きの良さを感じてみてはいかがでしょうか。