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「Fasu」終了に関するお知らせ
国内外で活躍する日本の現代美術家6名が、「文学」をテーマにした作品を紹介するグループ展「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が、現在〈国立新美術館〉で開催中です。
参加アーティストは、北島敬三・小林エリカ・ミヤギフトシ・田村友一郎・豊嶋康子・山城知佳子の6名。1950年代〜1980年代生まれで、表現方法も映像や写真など多岐に渡る多彩な顔ぶれとなっており、どの作家も共通して作品に「文学」の要素が色濃く反映されているのが特徴です。また、アーティストの一人である小林エリカは、MilKの連載「おこさま人生相談室」でなじみのある方も多いはず。
詩や文学のような言語芸術と、絵画や彫刻のような視覚芸術との類縁関係を巡る議論は、これまでもさまざまな時代・場所で繰り広げられてきました。本展における「文学」も一般的な「書物」の形態をとる文学作品を示すのではなく、日本の現代美術においてさまざまな表れ方をしている「文学」についてフォーカスしています。
この秋「文学」の新たな世界を体験しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。