見比べて楽しい!「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」が府中市美術館で開催中
古くから世界中で描かれてきた動物。本展では、国内外の名品から選りすぐった日本と西洋の動物の絵が集結し、東西のさまざまな時代に生まれた多彩な動物絵画を楽しむことができる。
日本の動物の絵といえば、なんといってもその「かわいさ」が特徴。子犬の絵ばかりを集めたコーナでは、江戸時代の円山応挙の子犬の絵など、キュンとなる作品がずらり。
さらに、2019年同館で開催された「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」で登場した徳川家光の作品のほか、ポール・ゴーギャンの作品など“へそまがりな感性”から生まれた作品も登場!
また、こんなに大きな生き物がいるという「ふしぎ」、どこか神性を感じさせる「ふしぎ」な佇まい、神々の国にいるに違いない「ふしぎ」な生き物……昔の人々が動物たちに感じた様々な「ふしぎ」を表した作品も紹介。
日本とは異なる文化や伝統により、描き方、表現方法が異なる西洋絵画の動物たちと見比べながら、それぞれの作品の背景や歴史を考えるのも楽しい展覧会。ぜひ訪れてみては。
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