DATE: 2021.10.04

江戸東京博物館の特別展「縄文2021 -東京に生きた縄文人-」で、考古学への興味を育む機会に

10月9日(土)より江戸東京博物館でスタートする特別展「縄文2021 -東京に生きた縄文人-」。縄文時代の東京とはどんな世界だったのか? 貴重な土偶や模型ともに紐解いていく。
多摩ニュータウンのビーナス(土偶)
多摩ニュータウンNo.471遺跡出土
縄文時代中期
東京都教育委員会蔵
多摩ニュータウンのビーナス(土偶)
多摩ニュータウンNo.471遺跡出土
縄文時代中期
東京都教育委員会蔵

1万年以上にわたって続いた縄文時代。本展は、この長い時代を生きた縄文人の〝生〟の暮らしに迫るべく、江戸東京の暮らしや文化をふり返る礎として、その源流ともいうべき縄文時代の人びと、特に東京の縄文人の暮らしに焦点をあてた展覧会。

環状集落再現模型 部分(多摩ニュータウンNo.107遺跡)
復元年代:縄文時代中期
縮尺1/20
※製作中のため、完成品とは異なる部分があります。
環状集落再現模型 部分(多摩ニュータウンNo.107遺跡)
復元年代:縄文時代中期
縮尺1/20
※製作中のため、完成品とは異なる部分があります。

これまで江戸東京の様々な暮らしや文化を歴史資料に基づいて復元・再現した展示を行ってきた江戸東京博物館。今回は、その実績を活かし、最新の調査成果を紹介するほか、縄文時代の出土品が、どのような場所でどのように利用されていたか、生活空間や道具を復元模型や映像などを用いて具体的に再現。当時の生活空間を体感することができる。

重要文化財 土製耳飾(どせいみみかざり)
縄文時代晩期
調布市下布田遺跡出土
江戸東京たてもの園蔵
重要文化財 土製耳飾(どせいみみかざり)
縄文時代晩期
調布市下布田遺跡出土
江戸東京たてもの園蔵

また写真や肖像画のない縄文時代に、人々がその姿を残してきた多彩な表情の土偶は100点以上登場! 歴史好きな子も、これから歴史を学ぶ子も、縄文時代の東京の人たちの姿から、考古学の新たな楽しみ方を発見できるはず。ぜひ家族で訪れてみては。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

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