DATE: 2017.12.07

「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」クリスマスギフトにも!

インドの出版社、タラブックスの絵本を紹介する展覧会が、板橋区立美術館で1月8日(月)まで開催中。世界を変える本づくりの魅力を紹介しています。

「タラブックス」は、1994年に設立された、南インド・チェンナイの出版社。インドの民俗画家による絵を、ふっくらとした風合いの紙に版画の技法で印刷し、職人が糸で製本した、工芸品のような美しい絵本で知られています。インドには各地に多様な民俗芸術の伝統がありますが、多くのインド人にも馴染みの薄かった民俗芸術を出版と結びつけたタラブックスの試みは、とても画期的なことでした。さらに、ハンドメイド本以外にも、教育や社会をテーマにしたもの、特徴的な形のものを生み出し、本を通してより良い社会を作りたいと、ワークショップも積極的に行っています。

今回、タラブックスのクリエイティブな本づくりを伝える展覧会が開催されています。本展では、ハンドメイド本を中心に、本や原画、写真やメイキング映像など約300点の資料を展示。その魅力をたっぷりと堪能することができます。

会期中は、売り切れ必至のタラブックスの日本語版や英語版の本のほか、シルクスクリーンのミスプリントを使用したノートやカードなどが販売されています。クリスマスやイヤーエンドのギフト購入にもちょうど良いタイミング、是非一度覗いてみては?

LATEST POST 最新記事

第3回 : 教育の多様性とテクノロジー
第2回:コンヴィヴィアルな家族のあり方
第1回:多様な生き方、暮らし方
トレンドのくすみカラーが満載。軽さも魅力の村瀬鞄行「ボルカグレイッシュ」【2023年入学ラン活NEWS】