DATE: 2018.03.08
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お花見の風習は、江戸時代に8代将軍徳川吉宗が、隅田川堤(向島)などにサクラを植樹し、花見客用の飲食店まで作らせ、庶民の花見を奨励したのが始まりと言われています。また当時は、宴会の場だけでなく女性達のおしゃれ自慢の場でもありました。そのため、身分を問わずみんなが着飾って出かけたのです。
銀座 蔦屋書店で開催中の「江戸のお花見」フェアでは、「食」と「ファッション」の切り口で、 江戸時代のお花見を再現しています。「食」では、漆や象嵌、金箔などの伝統的な技法の器や、桜酵母を醸した日本酒(桜樽酒)、桜煎茶などを関連書籍とともに販売。そして「ファッション」では、花見が男女の出会いの場でもあったことから、想いを伝える料紙や恋愛文学書籍、現代の人にも使いやすいかんざしや、いつでも身だしなみをケアできる裁縫セット、着物や髪飾りの書籍などを展開します。
さらに、関連イベントとして、生産家と一緒に楽しむ、桜煎茶と桜樽酒の試飲イベントも行われ、実際に春を味わうこともできます。ぜひ銀座 蔦屋書店で、江戸時代から続くお花見の文化に触れてみては。