DATE: 2018.06.15
イギリスを代表する児童文学の世界を堪能「生誕60周年記念 くまのパディントンTM展」
「生誕60周年記念 くまのパディントンTM展」が2018年6月25日(月)までBunkamura ザ・ミュージアムで開催中。
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“どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。―ブラウン夫妻が初めてパディントンに会ったのは、駅のプラットホームでした。それだからこそ、パディントンなどという、クマにしては珍しい名前がついたのです。つまり、パディントンというのが、その駅の名でした。” イギリスを代表する児童文学「パディントン」シリーズはここから始まります。
1958年に作者マイケル・ボンドによって誕生した「パディントン」シリーズは、その後40以上の言語に翻訳・出版され、世界中で愛され続けてきました。南米ペルーからひとりでイギリスにやってきた子グマがブラウン夫妻に出会い、さまざまな騒動を巻き起こしながら街の人気者になっていく物語には、原作者・ボンドの優しいまなざしが溢れ、また平和への願いも込められています。
本展は「パディントン」シリーズ誕生60周年記念、また2017年に91歳で逝去された作者の追悼の意も込められた展覧会。児童書の挿絵でお馴染みのペギー・フォートナムをはじめ各作家による絵本や漫画の原画、世界中で出版された書籍、原作者・ボンドの仕事道具やインタビュー映像を通して、パディントンの世界を知ることができます。ぜひこの機会に、世界中で愛される名作児童文学の世界を、親子で堪能してみては。