DATE: 2019.06.20

〈世田谷文学館〉で「原田治展 『かわいい』の発見」を開催

1970年代後半〜90年代に爆発的ブームを巻き起こした「オサムグッズ」の生みの親、原田治の作品を一挙に紹介する「原田治展 『かわいい』の発見」が〈世田谷文学館〉で開催。会期は2019年7月13日(土)〜9月23日(月・祝)まで。

1970年代後半から90年代にかけ、女子中高生を中心に爆発的ブームを巻き起こしたイラストレーター・原田治による「オサムグッズ」。雑誌でのイラスト掲載のほか、企業からのラブコールも多く、特に長年手がけた〈ミスタードーナツ〉のオリジナルグッズに見覚えのある人も多いはず。

原田のイラストは50〜60年代のアメリカンコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けており、その簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれた愛くるしいキャラクターたちは、現在の日本の“かわいい”文化に大きな影響を与えています。

今回の展覧会では、イラストレーターとして活動しはじめた1970年代の雑誌社での仕事や、広告・出版・各種グッズなど多分野での作品を中心に、幼少期〜20代前半の初期資料、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も加えて一挙に展示。2019年9月23日(月・祝)の会期終了後は、全国巡回も予定しています。今もなお時代を超えて愛される原田治のイラストレーションの世界を、改めて堪能してみてはいかがでしょうか。

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