色の実験をしながら、キュートなフラワー・クラウン作りに挑戦!【Be Creative!】
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_14.png.pagespeed.ic.5Uiv_8obMq.jpg)
色の実験をした後は、カラフルな”にじみ”模様が映えるフラワークラウンを作ろう
今回の工作は、カラフルな色合いが愛らしいフラワークラウン。
これ、実は、紙と水を使って色の成分を分析する「ペーパークロマトグラフィー」の実験結果を利用したもの。
実験して、キュートなアクセサリーもできる!
自由研究にもおすすめの、とっておきの工作です。
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_12.png.pagespeed.ic.tG4pdOIfEZ.jpg)
用意するのは水性カラーペンとコーヒーフィルター。
まず、コーヒーフィルターを丸くカットします。できるだけ大きい丸にするのがコツ。
そこにペンでシンプルな模様を描いて。
その際、水をつける中心部分には、何も描かないようにするのがポイント。
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_11.png.pagespeed.ic.sRt3CpPSC7.jpg)
コーヒーフィルターの中心部分が下にくるよう、ひだ折りにし、水を入れたペットボトルの蓋に中心部分を入れます。
すると、中心部分から水が徐々に上に上がっていきます。
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_10.png.pagespeed.ic.8-TG5AYwKa.jpg)
水が上がると同時に、インクの色がにじみながら、いくつかの色に分かれていきます。
写真の、コーヒーフィルターの中心近くに使われた紺のインクは、水色・青・ピンクに分かれているのがわかります。
これが、紙と水でインクの色を分離させる「ペーパークロマトグラフィー」という手法。
これは、インクの中の色素が、それぞれ紙へのつき方や水への溶け方が違うことを利用しています。
紙を水につけると、水がしみ上がってきますが、その際、紙につきやすい色素はあまり動かず、水に溶けやすい色素は水と一緒に上へ上がっていく。そのため、色素は分離するのです。
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_09.png.pagespeed.ic.ZKc2h6hdm3.jpg)
さあ、いろいろな色のペンで実験してみましょう!
特に黒は、子供が思ってもみない色に分かれるらしく、不思議がること請け合い。
「黒は何色に分かれるかな?」とクイズを出しながらやってみるのも盛り上がりそう。
使用する水性ペンのメーカーによっても、使っている色素原料が違うので、結果も異なるとか。
研究しがいがありそうです!
丸く切ったコーヒーフィルターでいろいろな色の実験をしたら、きれいな模様の紙がたくさんできるはず。
それを使って、今度はフラワークラウンを作ります。
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_08.png.pagespeed.ic.5H1aUlzunH.jpg)
丸いコーヒーフィルターを3つ折りにし、端を花びらのように丸くカットしたら、
開いて花の形にします。
花の形にしたコーヒーフィルターを6つ、リボンにホチキスで留め、
リボンの裏側部分の、ホチキスの芯を隠すようにマスキングテープを貼ったら出来上がり。
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_04.png.pagespeed.ic.KfMURgGqPu.jpg)
子供の心をわしづかみにするキュートなフラワークラウン。
実験好きも、実験に興味がない子も取り組みたくなる「ペーパークロマトグラフィー」に、
今週末、挑戦してみませんか?
【用意するもの】
コーヒーフィルター
水性カラーペン
リボン
マスキングテープ
はさみ
ホチキス
ペットボトルの蓋
![](https://fasu.jp/wp-content/uploads/x20210819_becreative_13.png.pagespeed.ic.mMRgKZDXH2.jpg)