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「Fasu」終了に関するお知らせ
日々増えていく、子供が集めた細々としたもの。同じように見えるのに、子供にとっては全部違って、全部大切。うかつに捨てたりできません。
とはいえ、部屋でごちゃついて、片付かないのも事実。箱などに全部まとめて入れたら部屋はスッキリするけれど、何がどこにあるのか把握できなくなり、今度は子供がイライラすることに。
そこで今回提案したいのが、「標本」にして収納するというアイデア。
標本というと、昆虫の標本をイメージする人も多いと思いますが、要は、ものをカテゴリー毎にまとめ、整然と並べて保管するというもの。ただ単に収納するのではなく、ものがきちんと並べられるので見た目は美しく、部屋に飾ってもサマになるのがうれしい。
そんな良いこと尽くめの標本づくり。身近なものでできる3つのアイデアをご紹介します。
クッキーなどの空き箱の中に、さらに小さい箱を詰め、それぞれの箱にものをひとつずつ入れる。そうすることで、ひとつひとつのものが際立ち、コレクション全体も格段に見やすくなります。
箱の中に詰めた小さい箱は、クッキングシートで折ったもの。へたりにくく、ハリのある質感のクッキングシートは箱にするのにぴったり。外側の箱のサイズに合わせて、中に入れる箱を自由に作れるので、無駄がないのもいい。
仕上げは、子供が書いた名前や説明書きを添えて。これで一気に標本のような佇まいに。
フタを開けて中を見た時に心がときめく、とっておきのコレクション・ボックス。フタをしないで部屋に飾っても素敵です。
貝殻ひとつひとつが小さな箱に入れられて、美しく保管されているコレクション。子供にそれぞれの貝殻の名前を書いてみてと言ったら、ユニークなネーミングが。標本作り自体も、楽しいクリエイティブな時間に。
適度なハリがあり、汚れにも強いクッキングシートは、標本の箱に最適。箱の折り方は、ネットで「折り紙、箱」と検索すれば、すぐに出てきます。とても簡単だから、子供と一緒に折ってみて。
動物や恐竜のフィギュアに、お気に入りのキャラクターグッズ。溜まる一方のアイテムを、収納しながらアートにする方法がこちら。
とっても簡単。キャンバスにフィギュアを並べて貼っていくだけ。
ポイントは、同じくらいの大きさのものを、縦横きっちり揃えて並べること。この整然さが、アートのようなスタイリッシュな印象を作ります。
キャンバスに貼る際は、子供がまたフィギュアで遊びたいと言った時に取り外せるようにしたいから、ボンドは避けて。何度でもはがせるソフト粘着剤がオススメです。
カラフルなフィギュアが並べられたアートは、子供部屋のデコレーションにぴったり。子供も、自分の集めたものが一望できて、うれしくなるはず。
恐竜のフィギュアをキャンバスにアレンジ。キャンバスの代わりに、段ボールに白い布を貼ったもので代用しても。
粘土のようなソフト接着剤で貼れば、フィギュアを痛めず、いつでもはがせて便利。
梅雨が明けたら、夏本番。遠くには行けなくても、近場でピクニックや川遊びなど、お外で過ごす時間はグッと増えるはず。そこでまた、子供たちはいろいろなものを発見し、持ち帰る…。今年もいろいろ増えそうです。
そんな時に使えるのが卵ケース。6個もしくは10個の卵用スペースに、拾ってきた石などを1つずつ入れたら、それだけで標本のような趣に。
その日の日付、場所などをメモした紙を貼り、仕上げにこの日撮った写真をフタに貼れば、思い出が詰まった標本のできあがり。
卵ケースは透明プラスチックのものより、紙製のものが断然オススメ。質感がおしゃれで、直接ケースに字や絵を描くことも可能。
卵ケースのアップサイクルにもなるこのアイデア。手軽なコレクション・ボックスとして要注目です。
拾った日の日付や場所など、記憶を書き留めて。
卵ケースの表のフタには、写真を。パッと見て、「あの時、あそこで拾った石だ!」と記憶が蘇ってくるはず。
また増えた!と、ついつい思ってしまうけれど、子供のコレクションって、思い出の宝庫かもしれない。
標本にして、美しく整理することで、子供との思い出も大切に温めていけたらいいですよね。