【CATALUNYA/From YAYOI】スペインの田舎暮らしから。YAYOIのカタルーニャ日記Vol.2
毎日、暑い夏が続きますね。ここスペインは日本よりは 若干湿気が少ないですが暑いです。
日中、外を歩くとクラクラしそうな程、日差しが強く熱気がすごいです。
私が住むここカタルーニャも、コロナウイルスのクラスターが再び起こっている為、少し緊張感のある夏を迎えています。本来ならば、週末毎に各村でユニークなお祭りやパーティが行われているのですが、今年は残念ながらほぼ全て大幅に縮小かキャンセルされています。さらに海辺に行くとマスクをしている人がたくさんいて、ビキニ姿でマスクという、なんだか今までに無い光景も……。
ここカタルーニャには、紹介したいお祭りがまだまだ沢山あります。お祭りを通して地元の人達や観光客、子供から老人までが一体となって楽しんでいるのが印象深かったです。こんなにみんなが楽しめるイベントが至る所で無料で開催されていて、日本人としてはちょっと羨ましく、こういう催し事が日本にももっと沢山あればいいなと思いました。
子供の時の体験は私達大人に比べて、とても大きなものです。特に夏の思い出というものは格別なので、子供達の為にも、早く安全な日常生活が戻ればいいなと切に願っています。
さて、今年はイベントもほぼなく特別な夏となってしまいましたが、我が家では、夕方の5時に保育園に息子を迎えに行き、その足で、ほぼ毎日の様に子供を海に連れ出す日々を送っています。週末もほぼ両日海にいるのではないでしょうか。この辺りには子供を連れて行ける様なクーラーの効いた商業施設や子供の遊び場などは何もありませんし、外は暑いので選択肢は、”家で遊ぶ”か ”水辺で遊ぶ” か。つくづくこんなに近くに海があって助かりました。
エネルギー溢れる我が家の3歳児は、ライフガードの様なものをつけてはいますが、何も教えていないのに自己流で手足をバタバタと動かして泳げる様になりました。水の中で目を閉じてリラックスし、ぷかぷかと浮かんでみたり、不意打ちでくる大きな波をかぶってむせかえったり、自分で色々と体感しながら、
海や水というものはどういうものだろうかと学び取っている様な感じがします。海遊びに飽きたら、砂浜を掘ってお城や池を作ったり、貝殻や色とりどりのガラス破片を見つけては宝石を見つけたと喜んで持ってきてくれます。
海辺は子供だけではなく、親子共々一緒に楽しんで体も動かせて、心も爽快になる最高の遊び場所ですね。思いっきり遊んだ後は、子供はご飯もしっかり食べ、夜も疲れて朝までぐっすりと寝てくれて本当に助かります。
アウトドアよりはインドア派だった自分が水着を着て真っ黒に日焼けしながら、毎日の様に子供と海に遊びに行く生活をする事になるとは思ってもみませんでした。
紫外線など気にしている間もなく、子供に手を引っ張られると行くしかない。田舎暮らしと子供に新しい生活を楽しませて貰いながら、毎日を過ごしています。
まだまだ残暑が厳しく、コロナウイルスも収束していませんが、みなさまもお体にお気をつけて、残りの夏を楽しんでくださいね。