DATE: 2019.08.19
企画展「見る!触る!体験する!浮世絵大解剖〜北斎の“グレートウェーブ”を究める〜」が目白で開催
2019年9月8日(日)まで、〈公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団〉の設立25周年を記念した企画展「見る!触る!体験する!浮世絵大解剖〜北斎の“グレートウェーブ”を究める〜」が目白で開催。
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江戸時代から続く浮世絵制作の技術を、次代へと継承するための活動を行う〈アダチ伝統木版画技術保存財団〉。財団の設立25周年のアニバーサリーイヤーを記念して、浮世絵の魅力を身近に感じられる企画展「見る!触る!体験する!浮世絵大解剖〜北斎の“グレートウェーブ”を究める〜」を東京・目白の〈公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団常設展示場〉で開催しています。
江戸時代に庶民が楽しんだ浮世絵は幕末以降、ヨーロッパを中心にその芸術的価値が高く評価され、欧米のコレクターが急増するなど、海外でも日本の象徴的な文化の一つとして親しまれています。その浮世絵の中でも高い人気を誇っているのが、“グレートウェーブ”の名で知られる葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」。本展では、この名作の出版をプロデュースした版元や、生みの親である北斎、高度な木版技術で制作した彫師・摺師、それぞれのプロとしての仕事に注目し、名作がどのように作られ楽しまれたのか、浮世絵の、そして北斎の真の魅力に迫ります。
会場では親しみを持って鑑賞してもらえるよう、実際に見て触れることができる制作の道具・材料の展示や、夏休み時期に合わせて浮世絵のワークショップも開催。彫と摺の実演や、摺の体験を親子で楽しめるイベントとなっています。日本の伝統文化である浮世絵の世界を体感しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。