DATE: 2021.04.30

ユーモラスな「鎧と人」アートに子どもも夢中に! 特別展「野口哲哉展―this is not a samurai」

鎧姿の人物をかたどった立体作品などで知られる美術家・野口哲哉の展覧会が山口県立美術館で6月13日(日)まで開催中。生き生きとしているのに、物憂げな表情。そんな作品たちに大人も子どもも思わず引き込まれてしまうはず。
《WOODEN HOUSE》2020年 高松市美術館蔵
《WOODEN HOUSE》2020年 高松市美術館蔵

野口哲哉(1980年、高松市生まれ)は「鎧と人間」をモチーフに、 樹脂やアクリル絵具を使って彫刻や絵画作品などを制作する美術作家。多様な文化や感情が混ざり合うユニークな世界観は国内外の幅広い層に支持されており、CHANELやAudi Japanなどの企業とコラボレーションした作品制作のほか、2015年には羽田空港国際線ターミナルでアートディレクションを手掛けたことでも知られている。

甲冑に対する該博な知識と卓抜な造形力、そして人間に対する優しさに満ちた洞察力によって、時代を超えた普遍的人間像を創造する野口哲哉。本展では、鎧をまとう人々の彫刻や絵画など新作を含む初期からの代表作約180点を展示を通して、野口哲哉の作品世界を紹介していく。

《Clumsy heart》2018年 個人蔵
《Clumsy heart》2018年 個人蔵

鎧を着た人物が所在なくたたずんでいるかと思えば、風船を見つめたり、空中に浮かんだり、時にはブランドロゴの付いた鎧を自然に着こなしたり。一見ユーモラスに見える作品は、どこか物悲しい雰囲気を帯びているものばかり。

そこには目まぐるしく移り変わる文明の中で、喜びや苦悩といった矛盾を抱えながら生きる人間の姿が鋭い視点で描かれており、見るものを魅了する。野口哲哉の幅広い思考と精緻な作品に込められた優しさと悲しさ、人間への好奇心にあふれた世界を、ぜひ家族で堪能してみませんか。

※開催の状況はお出かけ前にご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

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