DATE: 2021.05.26

ロングセラー絵本『ねないこだれだ』を原画で楽しめる展覧会が静岡に上陸!

世代を超えて受け継がれている絵本『ねないこだれだ』の誕生50周年を記念し、全国巡回中の展覧会「せなけいこ展」が5月29日(土)より静岡の佐野美術館でスタート。子どもはもちろん、大人も欲しくなる展覧会オリジナルグッズもぜひチェックを。
『ねないこだれだ』(1969年、福音館書店)©Keiko Sena
『ねないこだれだ』(1969年、福音館書店)©Keiko Sena

1969年に4冊シリーズ『いやだいやだの絵本』の1冊めとして世に出た『ねないこだれだ』は、作家・せなけいこ氏のデビュー作。「おばけになってとんでいけ」と、夜更かしの子どもがおばけに連れて行かれてしまうストーリーは、子どもたちから絶大な人気を博し、累計発行部数300万を超え、今なお読み継がれるロングセラー絵本となっている。

『おばけのてんぷら』(1976年、ポプラ社)©Keiko Sena
『おばけのてんぷら』(1976年、ポプラ社)©Keiko Sena

包装紙や千代紙などを用いた貼り絵の手法を用いているのが、せなけいこ氏の絵本づくりの特徴。ユーモラスなおばけや妖怪、うさぎやねこなどの動物や等身大の子どもたち。柔らかく温かみのある絵本のキャラクターたちは、紙ならではの表現で生まれたもの。

本展では、そんなせなけいこ氏の創作の全貌を、代表作『ねないこだれだ』、『めがねうさぎ』から近年までの貴重な絵本原画をはじめ、作家デビュー前の雑誌や書籍のイラスト、そのほか関連資料など約250点とともに紹介。

『ルルちゃんのくつした』(1972年、福音館書店)©Keiko Sena
『ルルちゃんのくつした』(1972年、福音館書店)©Keiko Sena

さらに会場には楽しい仕掛け、ショップには展覧会オリジナルグッズ販売もあり、 大人も子どもも夢中になれること間違いなし! 家族みんなで楽しみながら、せなけいこ氏の絵本の世界をぜひ楽しんでみては。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

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