工芸的な素材を生かしたハイブリットアートがお目見え。「素材転生—Beyond the Material」
![林茂樹 《OO-XVI》 2014年 樂翠亭美術館蔵](https://fasu.jp/wp-content/uploads/xevent_20210521_sozaitensei_main.jpg.pagespeed.ic.y7nj9hf3K_.jpg)
美術や工芸を取り巻く環境が多様化する昨今。「素材転生-Beyond the Material」では、磁土・鋳込、刺繍やガラス、漆などの素材を用いて、それらの特性から生まれる表現と、素材に必須なテクニック、付随する装飾性といった要素を根幹に、柔軟な発想で創作する作家8名を紹介。
![宮田彩加 《WARP×Knot-ポピーを形成するプロット》 2015年 撮影:中澤有基](https://fasu.jp/wp-content/uploads/xevent_20210521_sozaitensei_01.jpg.pagespeed.ic.ujlFUq5iCw.jpg)
参加す8名はいずれも30代、40代で、美術系大学や専門学校で工芸を学んだ世代。戦後の美術をすでに歴史として受容し、工芸的素材や古来の技術を今に生かした柔軟な発想で、ハイブリッドな作品を生み出すことに挑戦している。
素材をいつくしみ渾身の力を注ぐその創作性は、古来から続く日本的特性でもあり、国際的にも強い発信力を持ちあわせ、見る人を魅了する。
![ウチダリナ 《Rebirth Ⅱ》 2018年](https://fasu.jp/wp-content/uploads/xevent_20210521_sozaitensei_02.jpg.pagespeed.ic.fnzaSAQtxf.jpg)
境界を往き来する表現はいつの時代にも新しく、刺激的なもの。豊かな創造性を宿した、パワフルでヴィヴィッドな表現を、ぜひ家族で楽しんでみては。
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