子どもと一緒に、世界の“今”を知る展覧会。「世界報道写真展2021」が開催中!
1956年よりスタートし、今年で第64回目となる「世界報道写真展」。毎年開催される「世界報道写真コンテスト」において国際審査員団によって選出された入賞作品が世界中の約120会場で展示され、年間を通じて約400万人が足を運ぶ世界最大級の報道写真展となっている。
今回は、「現代社会の問題」、「一般ニュース」、「環境」、「自然」、「スポーツ」など全8部門における、28カ国45人の受賞者による作品が集結。今、世界で起こっている現実を克明に捉えた、プロの報道カメラマンたちの写真は、圧倒的な力量と息をのむような緊張感が伝わるものばかり。
注目作品は、「世界報道写真大賞」を受賞したマッズ・ニッセン氏の《初めての抱擁》。ブラジルのサンパウロにあるヴィヴァ・ベム介護施設で、「ハグカーテン」越しに看護師のアドリアナ・シルヴァ・ダ・コスタ・ソウザに抱きしめられるローザ・ルジア・ルナルディの姿を捉えた作品は、新型コロナウイルスと戦っている人の絆と温もりを写し出し、“今”を生きる私たちに勇気をくれる一枚に。
言葉がなくとも、見る人を圧倒する写真の数々は、子どもの心にも響くものがあるはず。ぜひ親子で足を運んでみては。
※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。
※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!