日本画の“いろは”を知り、伝統的な日本の美意識を親子で満喫!
![橋本関雪「遅日」(右隻・1913年)足立美術館蔵](https://fasu.jp/wp-content/uploads/xevent_20210624_nihongairoha_main.jpg.pagespeed.ic.QrIvNFjqol.jpg)
「難しい」「よくわからない」と感じる人が多い上、水彩画と異なり、自分で描く機会もほとんどないため、親しみにくさを感じてしまう日本画。しかし、墨や岩絵具といった西洋絵画とは異なる材料を使い、キャンバスではなく、和紙や絹などに描かれた日本画の表現は、日本人の美意識の賜物。
![橋本関雪「秋圃」(1939年)足立美術館蔵](https://fasu.jp/wp-content/uploads/xevent_20210624_nihongairoha_01.jpg.pagespeed.ic.Yfiu_FMCts.jpg)
本展では、日本画への苦手意識を払拭するべく、近代日本画壇を彩った、横山大観や竹内栖鳳ら巨匠たちの作品を、絵具などの材料や特徴的な表現、技術など、日本画のあらゆる“知識”を解説したパネルとともに紹介していく。
![川端龍子「創夜」(1934年)足立美術館蔵](https://fasu.jp/wp-content/uploads/xevent_20210624_nihongairoha_02.jpg.pagespeed.ic.OeKY-_UEF7.jpg)
さらに、彩色画と水墨画、紙に書いた作品と絹に描いた作品など、材料や表現を比較しながら楽しめる展示も登場。同じ題材でも、「紙と絹でこんなにも表現が異なるのか!」という新たな発見とともに、日本画鑑賞の楽しさも広がっていくはず。
日本画への親しみを深めたら、「庭園日本一」とも称される足立美術館の美しい日本庭園もぜひチェックを。日本の伝統的な美の世界を、ぜひこの機会に堪能してみては。
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