DATE: 2021.08.30

長野県立美術館で開催中の「森と水と生きる」展、モネやセガンティーニなど近現代美術の名作を満喫

今年の春、3年半の休館を経て、新築オープンをした長野県立美術館。そのグランドオープン記念として「森と水と生きる」展を開催中。人と自然の関わりをテーマにした珠玉の近現代名画を楽しむことができる。
ジョヴァンニ・セガンティーニ 《アルプスの真昼》1892年、大原美術館蔵
ジョヴァンニ・セガンティーニ 《アルプスの真昼》1892年、大原美術館蔵

長野県立美術館のグランドオープンを記念した本展は、新たな収集方針のひとつである「自然と人間」をテーマに、「森」と「水」を題材とした近現代の美術作品を紹介する展覧会。5つの章から構成される会場では、絵画や写真、インスタレーションなど、古今東西の美術作家による多彩な作品が勢ぞろいする。

 フェルディナント・ホドラー《木を伐る人》 1910年、大原美術館蔵
フェルディナント・ホドラー《木を伐る人》 1910年、大原美術館蔵

世界各地のアーティストたちによって見いだされる自然の姿は、実景に基づく写実的なものから、想像力を呼びさます抽象的なもの、個人の感覚や記憶を往還するものなど多岐にわたる。その作品たちを通して、自然の美しさや自然がもたらす暮らしの豊かさ、時には脅威ともなる自然の厳しさなど、多面的な自然の姿を感じることができるはずだ。

クロード・モネ《睡蓮》
1907年、アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
クロード・モネ《睡蓮》
1907年、アサヒビール大山崎山荘美術館蔵

自然との関わり方を見つめ直そうとしている今こそ、未来を担う子どもと一緒に、近現代名画を通して、人と自然のあり方を見つめ直してみては。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

LATEST POST 最新記事

第3回 : 教育の多様性とテクノロジー
第2回:コンヴィヴィアルな家族のあり方
第1回:多様な生き方、暮らし方
トレンドのくすみカラーが満載。軽さも魅力の村瀬鞄行「ボルカグレイッシュ」【2023年入学ラン活NEWS】